通信大編入後の実生活での変化

産能通信に編入して2か月経った。その間友達に何学部に編入したのかと聞かれた時「あれなんだっけ」と思い学生証を見ながら「情報マネジメント学部らしい」と他人事発言をかましたことがある。
税務会計コースということはすぐに説明できるんだけど、情報やマネジメントを学んでいるという感覚がなかった。「通信大学で経営や会計について学んでるんだ」という意識だった。

情報マネジメントを調べてみると
データを信頼性が高い状態で維持・管理し、的確な意思決定に役立てるための一連の活動」と出てきた。
ついでに産能の4年次を無事クリアし卒業するとマネジメントの学士が与えられる。
そう意識してみると確かに、当初「大卒資格と共に会計も勉強してUSCPA取得に繋げよう!」くらいの狭い考え方をしていたが、リポートやカモシュウを通して少し見方が変わってきたこと。勉強の内容を実生活に活かせるかもと考えたことについて今日は書いていきたい(忘れないうちにね)。

正直、まだ会計科目と呼ばれるものにあまり手をつけていないからというのもあるが、思っていた以上に「管理」に関する分野を学べていると思う。
「しなやかなこころをつくるメンタルマネジメント」「行動の経営指針」「知的思考の技術」では日々の物事の捉え方、心の持ちようについて自分に欠けていた視点を補えた。もちろん全てを自分の血肉にできたわけではないが、本を読む前に比べて感情のコントロール、時間の管理などがしやすくなった。学習時間を作るためにはどうしたらいいか?を考えている過程で出来るようになった側面もあるけれど、それを考えられるようになったのも学習の成果だと思っている。
例えば。今までだったら「また子どもが寝ない…早く寝かしつけて勉強したいのに!」とか「顔洗いたいのに子どもの世話してたら後回しになってしまってすごく気分が悪い。夫は察して少し見ててくれたらいいのに全然気づかない。」とか。
そういうマイナスな感情を抱いたとき、まず「私はイライラしているな」と客観的に受け止められるようになったし、こういう場面で不の感情がやってくる。ではどうすればその感情を避けられるか?と考え「どうしてもやりたいことは先にやっておく」→先にやっておくためにはどういう時間の使い方をするべきか?の思考を取ることができるようになった。
上の例でいえば、夜の勉強はやめて、子どもと同じタイミングで布団に入り、その分朝早く起きて時間を作る。子どもが遊びに集中してるなど少しできた空き時間(ママ~!じゃなくなった瞬間)を逃さず、そのタイミングで顔を洗うと決めておく。等。

ただ働きながらの育児、ではこうした変化にたどり着くのにかなり時間がかかったと思う。他の科目「マーケティング論」「経営管理」「経営戦略論」なども部分部分で生活に応用できるなと感じることは結構ある。
そういった意味でただ新しい知識を学んだからということではなく自分の人生の幅が広がっていくような楽しさを感じている。

こどものため、自分のためにやりたいことはたくさんある。
ではどのようにそれをやるか。それを突き詰めるために、「そんなにやりたくないけれどやらなくてはいけないこと」である家事などの効率化、システム化ができないかに今は興味が向いている。テキストをめくりながら、何かヒントがないかと探るのもおもしろい。

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