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鉄は熱いうちに打て。心理的安全性が保たれた場を家庭から

昨日は、LGBTを含めた全ての子どもが、ありのままの自分で大人になれる社会を目指す認定NPO法人、Rebitの活動説明会に娘と参加しました。

講習内容は「【教育関係者必見!】子どものアライになるために、周囲の大人にできることとは?」というテーマ。
https://rebitlgbt.org

驚くほど引き寄せや偶然が重なって、この講習会に出ることが私の人生の予定帳に書かれていたんだと思うのですが(笑)行ってよかったイベントでした。

夏に友人mimiちゃんにこのNPOを教えてもらっていたのですが、今月から活動している、市の男女共同参画推進委員のフォーラムのテーマが偶然LGBTだったこととから参加を決めました。

そして昨日久しぶりにランチを楽しんだ友人、MさんはLGBT界隈に詳しく、様々な情報をシェアしてくれ語り合えた後に参加したこの講習会。

このNPOの講師の3名の方は、皆さん性的マイノリティの20代前半のメンバーでした。

自分が高校生の時、親にカミングアウトした時のこと。
今でも思い出すと辛い想いが蘇るそうで、涙を浮かべながら体験談を話されていた方もいらっしゃいました。

今でも両親と疎遠、という方も。。

でも多くのメンバーは、少しづつ周囲の理解者(アライ)を増やしていくことで自分が生きやすくなってきた経験を踏まえ、また、仲間と少しづつでも社会を変えるために前進したい、とこのNPOに参加されています。

そしてまだ一人で悩み、苦しむ子供達を支えたい、そして社会に性の多様性の正しい知識を広め、理解者を増やしたい、という思いで過去、様々な企業、小中学校に出張講習をしています。

最近のニュースでいうと、経済評論家の勝間和代さんがカミングアウトされた時のことを覚えていらしゃる方もいるかもしれません。。

自分が自分らしくいられないことが、どんなに苦しいことなのか。
それを理解してもらえないことが、自死を考えるまで精神的に追い詰められてしまう。
(性同一性障害者の約70%が自殺を考えるそうです)

現状を少しづつ(bit) 何度でも (Re) 伝え続けたい、と語るメンバーの皆さんは自分らしく生きられるようになった喜びと、社会を変えたいという思いを感情込めて伝えて下さいました。

性の多様性の超基礎知識!
セクシャリティはこの4項目の組み合わせで構成されます。
この項目に対して、10/ 0に選択できるわけではなく、おそらく誰もが多様な性を持つんですよね。

1. 自認する性
2. 体の性
3. 好きになる性
4. 表現する性

私は、4 の表現する性の項目がやや男性よりの女性です。フェミニンな花柄やフリルの服がどうしても着れないですし(苦笑)男性の友人との付き合いの方が気楽だと思っていました。

今は性別に関係なく仕事もでき、子育てにおいても両親の役割を一人でやり(というか、やらざるをえない)、自分らしい人生を最大限楽しんでいるので満足ですが、どこかで男性に生まれたかった過去の自分を見つめ直すことができた気がします。

誰もが多様な性であることを認識し、体と心の性別がマイノリティであることで社会的に不利益を被ることがない社会、誰もが自分らしさを殺さずに生きられる社会にしたい、と改めて感じながら帰路につきました。

きっと子どもの貧困問題と合わせて、性の多様性問題にも何かしらアクションを求められている(誰に??)気がしたので、まずはここで投稿しておきます^^

そうそう、Rebitのメンバーが小学3,4年生に講習した時の動画を見ましたが、子どもたちは驚くほど柔軟な心を持っていることがわかりました。

鉄は熱いうちに打て、だなと。皆さんのご家庭に、お子さんがいらっしゃったら、こころが凝り固まらないうちに、どんどんこんな話題もお子さんとしてみてください♪

性的少数者は13人に1人と言われています。

そして性の違和感を感じる始めるのは小学校低学年からという方も多い、というでデータも出ているそうです。

家庭にアライ(Ally : 支援者。理解者)がいることほど、子どもの心理的安全性が高まることはありません。

親が理解者でいる、と伝えることは、お子さん自身がマイノリティだとしてもマジョリティでも大きな意味があります。

誰もが生きやすい、しなやかなマインドを持つ、次世代の社会を作るための大事な第一歩になると思います!

お読み頂き有難うございました♪
NPOのサイト、とてもわかりやすいので是非ご一読ください^^
https://rebitlgbt.org

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