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偏愛が ひと目でわかる お重箱

三が日が過ぎて、今日からゆるりと日常が戻ってきた。ちなみにわたしも、今日がいちおう仕事はじめ。と言っても、ゆっくり目覚めてリモートで。

転職をして一番良かったと思えることは、自分のペースで働けるようになったこと。組織に所属はしているので、1週間ないしは1ヶ月の最低労働時間は定められているものの、自分のペースかつ好きな場所で働けるようになったことは大きい。

特に体調を崩していた期間や休職期間が長かったので、ゆるりと社会復帰するのにとても助かっている。

お正月といえば、おせちとお雑煮。お雑煮のお話はまた今度書くとして、今日は我が家のおせちのお話を。

デパ地下なんかにいくと、ハロウィンの前にはもうおせちのパンフレットが置いてあってびっくりたまげてしまう、あのおせち。

9月末に見つけて戦慄したおせちカタログ


中身は主に、「祝い肴」「口取り」「焼き物」「酢の物」「煮しめ(煮物)」の五種類で、それぞれお重に詰まっている。

というのが、一般的なもの。でも、我が家のおせちはたいてい

かまぼこ、かまぼこ、伊達巻き、数の子、数の子、海老、あとたまに筑前煮。

とだいぶ偏りのあるメニュー。

わたしが小学生くらいの頃までは、昆布締めや酢の物なんかちゃんと入っていたのだけれども、お重の住民も、すぐにお箸で拾われていく具と三が日が終わってもお重の中で寂しそうに横たわっている住人がもう毎年決まってしまって。

祖父が亡くなった翌年のお正月、もちろん喪中だけれども好きなものくらいは食べようと購入したかまぼこと数の子と伊達巻き、それから筑前煮をワンプレートに乗せたらあっという間になくなってしまって。

「あらなんだ。この方が衛生的でいいわね」と、その翌年からは家族がリクエストしたものだけがお重に詰められることになった。

おかげで、新年早々苦手なものを食べたり食べきれなくてフードロスしてしまうなんてことがなくなった。お正月早々、好きなものだけをたらふく食べられるなんて幸せだ。

ちなみに、我が家一番の人気者はかまぼこ。地元宮城の「白謙」のものを購入している。

引越しで宮城から離れても、お正月のためにとお取り寄せをしちゃうような逸品。お重には紅白のものを詰めるけれども、他にもいろんな味があって。わたしは野菜揚げが好き。


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