自滅の果てに:レッズVSFC東京

たしか開幕戦の時に、F東はパサーがいないからプレスが掛けやすい、森重と三田を中盤で使えばもっと楽なサッカーが出来るのに。。。って、書いたような気がする。

で、今節はキックオフから36秒で失点。

しかもパスを出したのが森重という。

今日の2トップならこうなることを予想できなかったかな~って感じの失点。

でも、どんなにスゴいゴールでも、残り89分あるんだから、焦る必要はなかったんだけどね。。。

相手のプレスとその幻影と、カウンターの恐怖が染み付いちゃった感じかな。

前半は相手が引いてたこともあり、立ち位置が悪くパスは回らない、受けても焦ってコントロールミスするし、変なディフレクションで、大ピンチを迎えるし。

ここまで積み重ねてきたことを全て吐き出してしまった感じだった。

が、38分頃の1本のパスが戦況をガラッと変えてしまった。

自陣の真ん中あたりで岩波から平野だったかな縦パスが入ったところから、サイドが空いてきた。

それまで苦しめられていた2トップの間を通したパスに、F東が過剰反応してしまったのかな。

その象徴が関根が真ん中から明本への斜めのスルーパスだったかなと。

さらに相手のゴール前でも柴戸から平野へのダイレクト縦パスが通り、酒井の同点ゴールが決まる。

その前にも酒井の戻しを小泉がもう一度酒井に縦パスを入れてセンタリングを江坂がボレーとか。

一気に形勢逆転で後半に逆転ゴールが生まれる。

一方のF東からしてみれば、37分くらいまでは悪くなかったよ。

でも、あの縦パスが入った後から、急にDFラインが下がっていき、しかも人がいるのに守れない状態が生まれてしまった。

自滅してどん底に落とされたけど這い上がってきたレッズと、順調に走っていてのに急に落とし穴があって、自滅という奈落の底に落ちて這い上がれなかったF東。

そんな感じの今節でした。

ちなみに今節のショルツはスクエアなパスが少なかったかな。

安全なパスが多かった気がする。

最後に気になるのが、ユンカーなんだけど。

彼がピッチに立つと、どうしても支配率が下がる気がする。

生粋のストライカーだから、お膳立てしてもらわないと存在価値が示せないが、エリア内では絶対的な力を発揮する。

加入直後のレッズはゲームを支配できず、カウンターが多かったから彼の能力が生きたけど、今後はグループの中に入ってこれるかどうか。

怪我によるコンディション不良からの回復とグループ戦術にどうコミットしていくか。

クラブとしても1歩上に行くために、レベルアップのためには必要なミッション!

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