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チームとは何か?

チームワークが機能しているプロジェクトと
ただの個の集まりとなっている集合体。

仕事でプロジェクトの動きを見ていると
個々の強みを発揮しながら
チームとしてワークしているところと、
ただの集められた集合体のグループが見受けられる。

この違いはなんだろう?

チームというのは何かの目的や
目標に対して集まっている集団である。

会社のような組織も、ある意味チームである。
だとすると、まずは集まっている目的がある。

組織の目的はその理念に表れていることが多い。
それぞれの組織は、バリューを発揮すべく存在している。


当社が掲げているバリューはTHINK BEYOND。

THINK BEYONDするには個人戦では限界があり、
チームの力で超えていくことが理想。
だからチームでワークすることが肝要である。

チームと言っても、社内の人間だけに限らない。
外部のパートナーも含めてのチームである。

強みを高め、弱さを補い合い、
目的に沿って機能するのがチーム。

そうでなければ、ただの個人の寄せ集め。
何かの都合で集められた単純なグループと言える。


集まってはいるけれど、メンバー同士が
ここからここまでが自分の仕事であるとし
分業に徹しているのはグループ的な仕事の仕方。
足し算や引き算で成り立っている関係。

一方、チームは単純な足し算ではなく
高め合い、補い合いながら
エネルギーが掛け算での総和になるのが理想であろう。

たとえば当社でいうと
営業がクライアントニーズを掴んだ上で制作にも目を配り
制作がクオリティを意識して営業に働きかけ、
管理部門が営業活動をバックサポートし
互いが相乗効果を生み出すために関わる努力をする。
それがチームワーク。


チームワークにはコミュニケーション努力を

そうは言っても
初めから理想のチームとして機能するのは稀である。

最初はただのグループとして集まって、
あるいは組織の方針に沿って集められて
お互いの様子を見ながら
関わり方を意識するところからスタート。

そのうち個々の強みや弱みが見えてくると、
誰がどんな役割を担うのかも想像しやすくなる。
しばらくすると、チーム内のコミュニケーション課題や
スキル補強の必要性に気がつくメンバーも出てくる。

そこで言われなくてもリーダーシップを発揮する者もいるし
フォローにまわる者もいる。

個人にフォーカスすると
リーダーシップを発揮するものだけが
偉いように感じるが、そうではない。

リーダーシップはフォロワーシップとのセットなので
皆でチームとして機能しているかどうかがポイント。
チーム戦では役割はバラバラで良い。


チームワークに慣れていないと
人の欠けているところが気になって
互いに手を取りあうことを忘れてしまうから要注意。

特に個人としてのスキルセットが高いメンバーほど
そのような傾向があるように感じる。
個人のスキルはあっても
チームの中に入ると途端に力を発揮しない者もいる。

自分でできてしまう人は
一人でやった方が早いと思ってしまうし、
手柄を自分のものにしたい人は
チームで貢献し合うことに慣れていない。


ともに支え合い、乗り越えることで
結果としてチームになっていくことを考えると
チームは一日にして成らず、と言える。

チームワークは日々のコミュニケーション努力が大切である。

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