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ファンマーケティング

最近デジタル領域において
ファンマーケティングのご相談が増えている。

広告キャンペーンで
短期決戦が必要な場面もあるけれど、
このところは中長期的な視点で
ユーザーとの接点を考える企業が増えていると感じる。

ファンとマーケティングの組み合わせ

「ファン」は英語で「熱狂的」を意味する
ファナティックからきているので、
自社ブランド、商品、サービスに 熱狂的な人たち。

それと、ドラッカーの言葉を借りると
「マーケティングの究極の目的はセールスを不要にすること」

つまり、頻繁にまたは密度濃く
愛を持って利用してくれる人たちによって、
自社ブランドや商品、サービスが広がっていく
ようにすること。
そうなるように工夫すること。


ULSSASのファンマーケティング

ファンマーケのサービス領域は色々あると思うが、
当社の場合、ホットリンク社が提唱する
ULSSASの考え方をベースとしたSNS活用を推奨。

ファンが自分の意思で投稿したコンテンツに
いいね!が付いて
SNS検索した後にweb上で購買に繋がったり
広がったりするというプロセス。
それがグルグルと回り続ける話。

特にこれまで広告予算を割けずに
web上で戦えなかった中小企業や個人にもチャンス。

自分たちを好きでいてくれる、
または応援してくれるユーザーとともに
ブランドをつくり上げていくことができる。

企業とフォロワーの<1対n>の関係ではなく、
ユーザー起点の<n対n>の関係で
自然発生的にコミュニケーションが広がっていく


ファンとともに

そのファンは一体どこにいるのか?

ユーザーの行動や購買履歴から見つける場合もあれば、
ソーシャルリスニングによって
SNSの中で見つけ出すこともできる。

特にSNSでは、自社にとって
良いコメントも悪いコメントもあり、
どちらも本音。
そこに耳を傾けられるかが
次の打ち手につながる。

良いことを言ってくれる人たちは
愛情バロメーターも高めなので、
こちらからコミュニケーションを取って
ともにブランドを盛り上げるようなことが話せるかもしれない。

いわゆるファンミーティングや
コミュニティなど交流の場も生まれる。

コメントに悪いことが書かれていたら、まずは読む。
読んだうえで、取り入れるべき学びがあるかどうかを見る。
プラスの改善につながれば取り入れる。
そうではないノイズは敢えて拾わない

当社ではSNS上での画像検索も可能にしている。
例えば、どこかのメーカーのロゴ入りの商品を
画像付きでアップしているがハッシュタグがついていない、
そんな投稿もすくい上げることが可能。

どの様な見つけ方にしても、
ファンとの継続的なコミュニケーションが必要。

SANKOの共創

当社がSNSを中心とした
ファンマーケティングをサービス提供するのは、
単純に流行りのサービスだからではない。

真に、理念として
「共に創るコミュニケーション」を大事にしているからだ。

社員と共有している3つの行動指針
「主体性」「共創力」「貢献度」

そのうちの1つに共創力がある。

社員とともに
パートナーとともに
クライアントとともに
超えて考えて、考えて超えていく

ファンマーケティングのサービスにおいて
我々は
企画やコンサル、運用代行で関わることからスタートするが、
最終的にはクライアントから
「SANKOさん、もう必要ありません!」
と言ってもらうのが理想。

なぜならば短期的なキャンペーン広告とは異なり、
ファンとの継続的なコミュニケーションは、
自社のスタッフと愛するファンが
ともにつくり上げるもの
だから。

そこまでの道すじをつくるのが、我々の仕事。

マーケティングサービスは移り変われど、
これからも共創力を大切に
コミュニケーションの課題解決と
価値創造に挑戦し続けていきたい。

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