見出し画像

コミュニケーションの上流

広告やコンテンツ制作を中心とした
コミュニケーション業をやっていると、
その企業をどう伝えていくか
どう見せていくかというご相談をいただく。

WEB広告で何を言うか
LP制作での動線をどうするか
SNS動画でどう表現するか
HPリニューアルのコンテンツは何にするか
イベントをどう運営するか

SANKOへのお問い合わせやご相談は、
そのような施策対策から始まることが多い。

しかし何を伝えるか、どう表現するか
という悩み事を突き詰めていくと、
結局その企業が目指すことや理念
こだわりや大切にしていることなど
それぞれの想いに辿り着く。

その企業のトップであるリーダーや
組織を構成している社員メンバーの
日々の考え方やあり方とも重なる。

我々に求められるアウトプットにこだわっていくと
クライアントから頼まれなくてもついつい
上流のコミュニケーションに話が遡ってしまうのだ。

我々は制作会社やツール会社、媒体企業ではないので
むしろそのようなコミュニケーションプロセスこそが
提供できる価値だと感じている。

広告はその企業のWHATを伝えるだけではなく、
WHYを伝えないといけない。

そうでないと人の心は動かないし、
共感できないし、いいと思ってもらえない。

魅力を伝えることができるのは
その製品やサービス、組織にWHYがしっかりあるから。

そこに向き合えていない仕事は、
つい目先の手段が目的だと錯覚してしまう。

我々のサービスは、WHATとHOWの提案にプラスして
各社のこだわりや存在意義を生活者に見える化することである。

コミュニケーションの上流を見つめないといけない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?