あいさつの意味
コミュニケーションを仕事にしていると
挨拶について考えることがある。
挨拶は、人と出会う時、別れる時のコミュニケーション。
社内でも社外でも同じ。
まず、その空間に入ってきた時にすること。
その空間から出る時にすること。
笑顔で挨拶する人もいるし
いつの間にか、そっと居たり居なかったりする人もいる。
特にリアルな初対面の場だと名刺交換もあるが、
最近のオンラインだとタイミングも難しいのだろう。
それでも挨拶をうまく活用して、
空気づくりができる人もいて、それぞれのあり方が見える。
その時の状況によって、挨拶の仕方は異なるが、
やはり気持ちのよいコミュニケーションは
挨拶から始まると思う。
会社に訪問した時に、
すれ違う皆が挨拶してくれる会社は
顧客に対する姿勢が伝わる。
リアルでできる人はオンラインでもできる。
挨拶がいい加減なビジネスパーソンは、
仕事もそれなりの場合が多い気もする。
挨拶は、営業活動としてするのではなく、
人としてのコミュニケーションの入口だと思う。
そもそも挨拶とはなんだろう?
辞書の定義だと、礼儀とか、形式とか、儀式とか。
ずいぶんと形だけの言葉が並ぶ。
しかし本質的な意味合いは、そうではないと思う。
挨拶と聞いて思いつくことをランダムに考えてみる。
・コミュニケーションのはじまり
・最初の印象に影響
・自分の存在を伝えること
・相手の存在を確認、承認すること
・関係構築のきっかけ
・言語(言葉の選び方、音量、トーン)
・非言語(表情、体の向き、態度)
大事だと思う言葉を繋げてみた。
「相手の存在を承認するきっかけ」
議論でも、相談でも、雑談でも、
コミュニケーションが円滑に行われるには
承認された空間がベースにあった方がよい。
様々なコミュニケーションのうち、
した方が良いものと、しなくても済むものがあるが、
なかでも特に
挨拶は軽視できない重要なコミュニケーションだと感じる。
挨拶は、その人や会社のあり方そのものを映し出す。
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