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箱詰めパズル ポリオミノの宇宙

ポリオミノの"発明"は1953年、私が生まれた年なのです。ポリオミノは知らなくてもテトリスは知っている人が多いと思います。正方形を4個連結した形状テトロミノから派生したゲームです。

正六角形を4個連結した形状が三角山パズルのピースの原型です。テトラへクスという名前です。三角山パズルでは7種類のテトラへクスを各2個使っています。ただし、J型、P型、Y型は内接球を持つ切稜立方体の特徴から鏡像関係の異なるピースになります。手元にパズルがある方は違いをよくみてください。

I型、S型、Z型、C型は同じピース
J型、P型、Y型は鏡像のピース

三角山パズルは14個のパズルピースを使って正四面体を組み立てるパズルです。

これから組み立てるところ

一辺が6個の「内接球をもつ切稜立方体」でできた正四面体ですが、実はすべて平面でできています。例えば玉ねぎは皮をむいていくと何も残りません。離散幾何というのですか、厚みがあるので平面というのは変ですが、三角山パズルの正四面体は平面だけでできているのです。どの平面にピースを置こうとしているのかを意識すると無駄が省けて試行錯誤が楽になります。

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