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思考のクセ

ここ数日の布生地在庫整理していて、モノ・カネに対する執着が強い自分と直面したので、今回は負のスパイラルに陥らないよう、俯瞰で観察してみました。

思いつくがままメモのように書いているのでまとまっていませんが、自分にとっては大事な気づきなのでここに残したいと思います。


自分は物心ついたときから、物を持つことと、捨てることに罪悪感がある。

でも目に見えない関係性とか、アイデアとかを手離すことには抵抗がない。ともだち、家族、親戚、先生、前職場の知り合いとか。

欲望から生みでるインスピレーションを感じないまま、売れるため・他人にうける何かをつくろうとすると必ず失敗する。たとえ売れたとしても精神的に崩壊する。

モノに対する罪悪感を取り払いたいがために自分が本当にやりたいクリエイティブに関わる活動から遠ざかりがち。
そして本当にやりたいことがわからなくなって、なんの実現もしない。

例えば、いまわたしは、生地布在庫が多すぎて、ゴミ化することに抵抗があり、なにか売れるハンドメイド品を作ったら心が救われるのではないか→売れるハンドメイド品てなんだろう→作る・売るための資材が増える→自分の意思に逆らってまで、他人にうけるものを作るハメになり精神的に辛くなる。

なんの解決もしないし、むしろ自分を追い込もうといていることに気づいた。


個人で対処するには限界のあることばかりだ。理想をあげたらキリがないし。
なんでも自分一人で背負おうとすると簡単に潰れる。
手先の器用な人間が陥りがちな負のスパイラル。

インスピレーションが降りてきて素早くキャッチするという作業こそ、クリエイターの命ともいえるのに、余計な執着心や未整理の思考に囚われてモタモタしてしまう。
これは長年の自分がしてきたこと。

これから抜け出すためには、自分が本当にやりたいことを忘れないことだ。
どういう人間でありたいか、どういうことをしたいか。

「しなければいけない」という心の中にいる判事みたいな声と、「別にしなくてもいいんだよ」「いまやらなくてもいいんだよ」という声がきこえたとして、それでもしなければと思えたら、それは本当に自分がやりたいことと言える。
多分、それがその人の信念だから、しないと逆に自己崩壊する。


会社では、得意なことを提供する代わりにお給料をもらって生活維持している。
好きなことをしているわけではない。

副業は、好きなこと・趣味にかかる費用を収支ゼロにするくらいの気持ちで臨んだらいいのではないかと最近思う。

好きなことでお金を稼げますよ、という手の広告、インスタやブログで氾濫している。

稼げる方法と題して、高額な教材を売りつけたり、拡散してもらえればマージンあげますだの、勧誘しませんて言っておきながらメルマガ登録で遠回しに催促してきたり、巧妙ながらもオールドスタイルで商売下手な人たちを取り囲んでくるハゲタカさんたちが、ネットを使ってここぞとばかりむらがってくる。

この手のハゲタカさんたちの話を見聞きするだけで、本来すべきこと、やりたいことに注ぐはずだった時間・お金・体力・知力、全部消耗する。


ばかばかしいったらありゃしない。

クリエイターである自分の中の声、これをキャッチすることに集中しないといけない。

自信のなさ、罪悪感、気の弱さはハゲタカさんたちには垂涎ものの要素。

しっかりしないと、自分。

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