アゴの震源地は意外なところに
原因はすぐそばにあるとは限らない
5月の頭からずっとアゴが痛くて困っていた。歯医者での虫歯治療で、ずっと口を開けていたことが原因かなと。あの時、こまめに休憩を挟んでいれば良かったのだけれども、一時的に仕事を抜けて会社に戻ることが頭にあったので、ついつい仕事優先にしてしまったことを後悔。
噛むのが辛いから、ご飯は美味しいけれども、痛みを感じていない時ほどの満足感は得られず。治療に行こうかなと思ったものの、顎関節症は効果的な治療がない、と初めて口が開かなくなった時に歯医者さんに言われたことが記憶にあり、しばらくすれば改善するだろうと楽観的になっていた。
時間の経過とともに痛みは緩和されたが、やっぱり噛むと痛い。誤魔化し誤魔化し日々を過ごしたけれども、10時のおやつも15時のおやつも楽しくない。そろそろ限界に達したところで、月1のはり灸での身体のメンテナンスのタイミングに。
ご存じ、はり灸院ゆどうでアゴの痛みを説明。以前も別の治療院でアゴの症状を訴え、アゴに針を打ってもらったことがある。その経験からてっきりアゴに針を打たれると思っていたが、どうしてどうして1回もアゴには針を打たなかった。
打ったのは、なんと右手の指。2~3本打っただけで傷みが緩和。さらに、口を開けるのも難儀なことにも気付かされた。その後は指先から汚血を絞り出してもらった。見てもらう前後でアゴのストレスが10から3くらいに減ったのだ。それも、アゴに針を打たずに。
以前も傷みの震源地以外への針灸で症状が改善したこがあったが、さすがに昨日はアゴを直接的に治療すると思っていただけに、治療を受けている時は涼しい顔をしていたが内心では驚き、凄い!と思っていた。きっと悟られていないだろう。
治療を終えた翌日、今日はさらに噛むことへのストレス、痛みが和らいだ。アゴ以外にも背中、肩など主に右側が凝ったり緊張していたが、そちらも緩めてくれたことが奏功したのだろう。
傷みの原因は対象箇所とその周辺だけではなく、連動した場所にあるとは。それを見つけて緩めてしまう、ピカさん(先生のことです)も凄いが、痛みの原因は一つではなく関連箇所がいくつもあることに驚き、また人体の不思議に面白さを感じた。
きっと日常生活や仕事のミスや問題も、ミスそのものではなく、その周辺や全く関係なそうなところに問題や改善点があるのだろう。はり灸を通して、また一つ大きな学びを得られた。
治療だけではない気付きがあるのが、はり灸院ゆどうの面白いところだと個人的には思っている。また次回、よろしくお願いいたします。
おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!
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