さんかくキモノ日記41:キモノ女子の日々。イヴサンローラン展など。
9月某日
三味線の練習へ。全然練習できなくてしんどいがやらないよりはうまくなってるはず。続けていって生活に余裕ができた時に人生を良くするよすがにしたいというか・・・。どこを目指しているのかはわからないが地味に続けていきたい趣味があるのはいいものだと思う。
9月某日
カメラマンのお仕事。毎年撮影にお越しくださる美しいご家族の撮影の日。お着物も似合うし、みんな美形なご家族です。アンティークの華やかな着物が映えます…。初めて出会った時はお腹の中だったお姉ちゃんももう小学生。光陰矢の如し。
撮影のお仕事ですが今年は七五三よりもブライダルのお問い合わせのほうが多い気がする。蕾写真館は代官山にある小さな写真館ですが、可愛いお写真お撮りしていますよ。
ランチに純豆腐食べようとしたら品切れで少し悲しい。鮭のチャウダーをいただく。
9月某日
お休みの日。自由業だと毎日休みに思われがちだが仕事の日とはメリハリをつけたい所存。なかなかそうはいかないが。
この日はまつげエクステとパーソナルトレーニングの二本立て。まつげエクステは一時休んでいたがコロナが明けて旅行が多くなってきたため復活。やはりまつげがあるだけで顔の印象はかなり違う。メイクの時短もありがたい。バインドロックという1本のまつげに2本のエクステをつける方式を採用しているが、いつかまつエクもやめる日が来るのだろう。そしたら人前に出るのはやめて静かに暮らしたいと思うのでした。
夜は友人のバーイベントへ行く。出先から直接行ったので、出先で着替えるのが簡単なポリの紗袷風着物とギラヘコで簡単な着物スタイル。バーに出ている友人はいつもアイドルのように可愛いがバーカウンターの中にいると可愛さもまたひとしお。水商売マジックは女子対女子でも有効です。
9月某日
イヴサンローラン展へ。六本木の新国立美術館で開催。ディオール展がとても並んでいたので教訓を得て平日10時に美術館待ち合わせ。
この日はやっと少し涼しくなってきたので・・・と言いたいところだが秋の空気を感じられたのは束の間、再びの猛暑日。暑すぎてへこたれそうだったがもう直ぐ長目に日本を離れてしまう。戻る頃にはさすがに秋か初冬の空気だと思うのでこの日を逃してはもう夏着物を着るチャンスが無い。ということで無理やり夏着物。この春に大津のkimono tentoさんで買ったばかりの絽の着物にする。オレンジと黒がぼかしで入っている上に秋草の模様。風が通りとても気持ちがいい。帯はお気に入りのヴィヴィアンスカーフから作ってもらったもの。中には珍しくスカートではなくすそよけを着る。こちらはトモノスケ先生の「MONO by Tomonosuke」の新作。可愛い柄の裾除けと半襦袢がセットです。か~わいい。
イヴサンローラン展はとても面白かった。高級なメゾンにはそれぞれに物語がありドラマがある。着物と一緒で一部の上流階級の奥様やお嬢様が仕立てたオートクチュール。そこで筒買われた技術がプレタにも生きて我々庶民でも楽しめるように、、いやプレタでももう買えないような値段ですけどね!日本との関わりがいつも面白く感じる。
その後は美術館ほど近くの蒼龍唐玉堂という坦々麺の人気店へ。四川麻婆豆腐をいただく。美味でございます。
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