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さんかくキモノ日記48:チューリッヒ撮影最終日→鉄道でフランスへ移動 

10月某日
 2日目のキモノ撮影。モデルはソラちゃん。ソラちゃんは本業のモデルさんでいらして、美しいだけでなくセルフマネジメントもちゃんとしていらっしゃる印象でした。サポートにルナさんがお越しくださる。エミコさん、ヨウコさんもそうですがヨーロッパにお住まいの日本人の皆様のあたたかいサポートに本当に感動。私も日本でも海外でもサポートが欲しい方がいたらお助けしたいななどと思う。

 そしてこの日3件の撮影はカメラマンはわたくしのみ。はたして体力が保つか!?頑張れ自分!

 最初は雨の中リートベルク美術館のガゼボへ。雨でなければまだやりたいことがあったが、衣装やモデルの美しさに助けられ撮影完了。この時の写真が12月8,9,10日の中目黒でのイベントでのメインビジュアルとなっております。



 2件目の撮影と3件目は屋内と屋外でしたが晴れ間に撮影もできて無事完了。素晴らしいチームのおかげでとってもとってもよかった。まだ公開されてないものもあるので詳細は控えますがぜひご覧くださいませ。

 ところでソラちゃんがこの日ショットみたいな小さいジュースを飲んでいたのだが、それがすごく気になってコープで買ってみる。生姜の炭酸のないジュースで「ジンジャーショット」という名前。これにものすごくハマって何回も買ってしまった。ぴりりとした強い生姜がたまらない。炭酸がないのもいい。日本でも買いたくて探したが生姜シロップかクラフトジンジャーエールといったものしか見つけられない。どこかに美味しい生姜ジュースはありませんか。

10月某日
 スイス最終日。朝から猛烈にパッキング。Uberでチューリッヒ中央駅に移動。Uberは大きめを頼んでも荷物が多すぎて2人しか乗れないという。分譲して駅へ。スイスはUberがかなりすぐに来る印象であった。

 チューリッヒ中央駅は地下に待合室とトイレがあり、そこで各自軽食ランチを買ったりなどし電車を待つ。なお、駅のトイレは有料で、改札機のようなものの前でクレジットカードをぴぴっとする。清潔で安全で、そして全てが高いぞチューリッヒ。でもドイツからヘルプに来てくれたエミコさんが言っていた、
「ヨーロッパは中央駅の近くは大抵治安が悪いものだがチューリッヒはそんなこと感じなかった。すごい」と。確かに。
 駅の隣にチューリッヒ博物館がありそこで待とうかとおも思ったが荷物が多すぎで断念。

 スイス、チューリッヒから、フランス、リヨンまで出ている高速鉄道ライラに乗る。出発時間の30分前位にホームへ行ったが結構人が並んで待っていた。鉄道を間違えたら、と心配で2回くらい近くの駅員に確認してしまった。知らない土地の交通はいつもとまどう。


 無事に席を見つけて荷物も運び入れられて一安心。スーツケース置き場の近くに座るが荷物置きは結局デッキなので治安が心配であったがぐうぐう寝ている人もいて、ちょっと警戒しすぎだったかなとも思う。今回の長旅の中でこのスイスフランス間の鉄道移動がいちばんの不安材料だった。その昔、インドで見た鉄道のトラウマがあったからだろうか。
 それなりに快適な4時間半の列車の旅。車窓から眺める景色も楽しい。リヨンが近づくにつれて牧場が多くなり、牛や羊が見えてくる。そういえばリヨン仔羊やらなにやら肉が美味しいと昔漫画で読んだっけな。
 パリが近づくにつれて高まる緊張。絶対スリには会いたくない。無事に全員の大荷物を下ろし、リヨン駅の外でUberを呼びエアビーへ向かう。


 Uberがなかなか来ない上にやっと来たと思ったら道路が大渋滞!ドライバー曰くラグビーがあるからでいつもはこんなに混んでいないとのこと。そうかラグビー。そして車内で「Googleマップが示す行き先」と「Uberの地図が示す行き先」が違う場所であることに気づきプチパニック。結局Uberの地図が正解だったのでなんの問題もなかったが、常に気を抜かずにいることが大事だなと思うなど。

 到着後早速スーパーで晩御飯の買い出しなど。滞在先のマラコフは落ち着いた住宅で治安もなかなか良さそうだった。スーパーが、  安い!!!スイスから来たら全てが安く感じる。食事やワインなどを買い宿でみんなでおしゃべり。この他愛もない時間がまた楽しいもの。
 さて明日は着物を着るぞ!

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