小さな湿原
近郊の県にある小さな湿原に行ってみた。地図上で見ると大きく感じますが実感には木道1周20分くらいで回れてしまう、こじんまりとした場所です。すぐ下の下流にはダムがありその周辺にはスキー場があって冬場は人であふれています。
今回は湿原をぐるりと1周して高山植物を探索、その後に近くの山に登る計画を立ててみました。
まずは湿原に入ってみると本当に小さい湿原でした。雰囲気は夏真っ盛り、高山植物みられるかな?と心配していましたがすぐに目的のカキランを発見出来ました。それ以外にもウバユリやらキツリフネソウ、ツリフネソウ、そして初めましてのモンローリップ。いろいろと楽しませて頂きました。
湿原を堪能した後は隣の山頂へ向かいます。ここは雪山限定コースがあり初めて雪山へ登ったところでもあります。しかしながら雪山と夏山は全くの別物、夏山では登山コースが決まっていますが雪山は基本的に自由、何処を歩いたか全然わかりませんでした。
山頂付近ではまさしく夏山!という雲が出迎えてくれましたがいくらか天候も怪しくなってきました。そして山頂に到着、昼食の準備をしていたらぽつぽつと雨が・・・。急いでしまいこみ山頂を後にします。
下山途中でキャンプ場と思われる場所にたどり着き、木漏れ日も柔らかで涼しいのでここで昼食を頂くことにしました。キャンプ場は使用されているのかいないのか、整備されている方が一人作業をされていましたがすぐにいなくなってしまい広い空間を貸し切り状態です。昼食はご飯を炊いてキーマカレーを湯煎して頂きました。
食後、一服して駐車場へ向けて歩きます。途中スキー場を横切り、ラベンダーパークに植えられているコキアを横目に進みます。
あと5分で駐車場、というところでおよそ10メートル先の尾根でガサゴソ音がするので見ると小熊2頭、親熊1頭が走って逃げていくではありませんか! 危うく遭遇するところでした。その後も親熊の威嚇が聞こえて生きた心地がしませんでした。
最後に熊との遭遇という貴重体験をして山歩き終了となりました。つぎはどこの山に登ろうかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?