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年中4月からのゆるラン活

小学校入学の前年からランドセルを開始するには出遅れる気がして、前々年からラン活を緩やかに開始した。
あれこれ探す中で親がたどり着くのが、YouTubeならkodomoniとおりじなるぼっくす、X(旧Twitter)ならぱちたくさんになるのでは?と思う。
おりじなるぼっくすはランドセル界の新井家具的な立ち位置に感じて、どこの業界にも職人気質でストレートな物言いをされる方っているんだなあ…と思った。おりじなるぼっくすをマイルドにするとkodomoniになる。

ここ一カ月、機能性を求めるならメーカー、ストーリーを求めるなら工房系という違いがあることを学んだ。
当初、手作りがいいなと思い工房系を見ていたが、ランドセル大手のYouTube動画を見ると、結局工場で人の手で作られていた。
工房系かメーカーかというのは、大規模工場か家内制手工業なのかという違いでしかなく、どちらも手作りで変わりはなかった。
工房系で、背当てのへりが手縫いであるかを問うのであれば製品は限られてくるし、それであれば、その分機能性に全振りしている方がいいのでは?と思ってはいるが、まだ迷っている。

メーカーが機能性を備えられるのは、大量生産されている分の収益を研究開発に充てられるからだろう。最新性能の搭載や大容量である方が、結局使いやすいんじゃないか、というのは夫の意見だ。

メーカー系で気になるのはキッズアミか、榮伸(=コノサキ)ランドセル。どちらもOEMでもよくお目にかかる。
キッズアミは大容量であることと、丈夫さが魅力だ。
冒頭のkodomoniとおりじなるぼっくすがいずれもキッズアミで自社製品を作っているから、プロも一目置いているのでは?と思われた。
一方の榮伸(コノサキ)はデザインが派手過ぎず、落ち着いていて親からするとちょうどいい。一瞬惹かれたニノニナ(Nino Y Nina)が榮伸OEMらしいのも納得である。
榮伸はミラクルフィットシステムというのが最新機能らしく惹かれる。
ただ、大マチが12.5cmで少し心許ない。次年度、マチが13.5cmになることを期待するしかない。

工房系で選択に残ったのがランドセル工房生田と村瀨(村瀬)鞄行。
ランドセル工房生田は、子どもが自分のランドセルが作られている様子を間近で感じることができる。ものを大切にする心を養ったり、思い出作りをしたりという喜ばしく新一年生を迎えられたというエピソードは充実しそうだ。
もう一つの村瀨鞄行で、「匠」の背当てのへりの手縫いにはかなり惹かれた。実物を見て作りが丈夫そうであることも魅力だった。特にボルカの側面は実に頑丈そうであった。
ただ生田と村瀨「匠」はマチが12cm、ボルカはマチが12.5cmであり、もう少し容量がある方がうれしい。
村瀨は別で大容量タイプもあるものの、大容量タイプのデザインに子どもはハマっていなさそうだった。

というわけでかなり選択肢を狭めることに成功したので、現年中のランドセル活動が本格化したらあとはフィッティングを見て子どもと相談だ。

なお、昨年度のセイバンの動画を踏まえ、「ママが茶色にしたら?って言ったらどうする?」と聞いたところ「それなら茶色にする」と言っていたので、ちゃんと子の意見を尊重できるような姿勢を日頃から心がけていきたいと思ったりもした。

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