大家って偉いの!?
鉄骨3階建て、4世帯の物件の大家となった父。
約40年前のその頃、
大家と入居者の感覚は今と違っていました。
貸している方が強く、上。
借りている方は下。
今では考えられないことです。
そんな父が経営する賃貸物件、
当時の私が見ても「それは違うんでは?」
と思うことがありました。
若い入居者には親のように接することもあったので、
それを好まない人には嫌われていたでしょうね。
その頃にはネットも無く、
物件は地元の不動産屋さん頼り。
一緒に見て回り、大家さんがどんな人かまでの情報は得られず。
ですから、入居してから「大家がめんどくさい」
ってなってもそうすぐには引っ越しもできない。
親と離れ、賃貸を借りて住んでいた私は
親の時代遅れの対応にヒヤヒヤしていました。
かと言って、父の事業に口出しはできず。
父の賃貸業は、順調に利益を生み出し、
ローン返済も進んでいきました。
人に部屋を貸していると
色々な人の事情に触れることがあります。
時には、見たくないことを目の当たりにすることも。
次回はそんなお話です。
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