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今週のTED(x)Talks Vol.1

唐突だが私はものすごく恋愛がしたい

何を言っているんだ?と言う方も多いかもしれないが著者は二十歳。二十歳なんだからもっと色恋沙汰の一つや二つあってもいいと思っているし、周りがどんどん恋人と夏祭りに行っているのに私だけミーティングをしているのはおかしいじゃあないかと。
というわけでだ。

今回のTED Talkはこちら「恋愛を科学する ― シャノン・オデル 」だ。

早速内容に触れよう。
このtalkは一種の物語のように恋に関する科学を紐解かれていく。

恋の最初はその人のことを1日中考えたり、更に出会いたくなったり、ずっと一緒にいたりしたくなるだろう。

恋の初期状態を心理学では「溺愛」や「情熱愛」と呼ばれており、その時我々は夢中になっている。その際脳では「腹側被蓋野」が活性化している。
この部位は報酬と意欲を司り、甘いものを食べるときや、一種の薬物接種などでも活性化する。活性化でドーパミンが放出され、同じことをすればするほど、脳みそはそれが強く刻まれていく。

これが新しい恋人に陶酔する理由だそうだ。

また、恋愛の初期にはすべてが完璧に見えるような心境が存在する。このような時には脳の一部である「前頭前皮質」の活動低下が見られるそうだ。
この前頭前皮質が本来活性化すると批判的な思考や行動が出来る。

だが、この初期段階の恋愛もずっと続くわけではない。
「親密愛」や「思いやりの愛」という段階へと移行していく。
この段階にはオキシトシンとバゾプレシンという2つのホルモンが影響しているという。
これらの物質は信頼感や社会的支援の気持ち、愛着心を与えるという。また、この物質は家族や友人とのつながりにも影響を与えている。
そして、オキシトシンにはストレスホルモンを抑制する効果がある。

これが一緒にいて安心したりする理由の一つと言われている。
そして、先にあげた前頭前皮質が活動し始める時でもあるので、今の恋愛関係の問題点がより鮮明になっていくのだ。

ここから話は別れへの方へと向かっていく。

人間は恋人と別れた際に苦悩を覚えるというがこの苦悩は「島皮質」を活性化させる。
島皮質はねんざなどの痛みや拒絶されたときの社会的な痛みに起きる。
その痛みは極度の空腹やのどの渇きと同様とも言われているそうだ。

そして、このような激しい感情の動きはストレス中枢を活性化させ、情緒が不安定になることがある。
だが、時間がたつにつれこれは友人と話すことや運動することでより早く、抑制されていく…

さて、このトークはいかがだっただろうか。

私はこうして恋愛を科学出来てとてもエキサイトしている。と、同時に恋愛が薬物の摂取と同じレベルの刺激を及ぼすのは非常に興味深いばかりだ。

本日はここまで、これは要約に過ぎないので、全編を見たい方はぜひリンクから。

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