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愛は「自分を自由にするもの」

 石井ゆかりさんの、「星栞」という星占いの本で、
愛が「自分を縛るもの」なのかどうかを問い直す”タイミングだと書いてありました。

 これまでを振り返ると、愛は私にとって、「自分を縛るもの」だったかもしれません。 

心配症で、ああしたほうがいい、こうしなさいと先回りして、私が失敗しないように幼少期から導いてくれた、母からの私への愛。

母親を喜ばせたいから、期待に沿うように何事も選択してきた私からの母への愛。

それは今振り返ると、窮屈なものでした。
何かをやる前から、失敗するのがとても怖くなり、自分は1人で決めることができない人なのだと認識していた。
自分の感情をないことにして、無理してでも母のいうようにしていた。

母との関係以外にも、父と、姉と、友人と、愛があるからこそ傷ついたり、傷つけたりしてきた。

傷つけたり傷つけるのが怖くて、周りの人とのコミュニケーションに、制限を掛けてきた。
感情や自分のありのままを外に出したら、嫌われると思っていた。
人とはあまり親密にはなれないし、むしろその方が楽だと感じていた。



 だけど今の私は、改めて、愛を「自分を自由にするもの」として捉え直したいと、感じています。

愛にはいろいろなかたちがある。
自分の望む愛のかたちとは少し違かったが、母がとても愛し育ててくれたのは、私にも十分にわかっている。

それに、人と一緒にいたら傷ついたり傷つけたりすることは、あっても仕方ない。
その後、起きたことに対し自分がどう行動するかが大切。
傷つけ合いを恐れ、コミュニケーションを避けていたら、喜びや楽しみを共有する体験も、排除することになる。

これまで、どんなに自分が挫折したり、どうしようもない状況になったとしても
家族、友人、職場の人たち、必ず誰かが見放さず、その人の愛のかたちで助けてくれた。

そばにそんな人たちがいてくれる。
愛があるから、私はこれからも、何があっても大丈夫。
どんなことがあっても、深い沼に沈んだとしても、きっといずれは立ち直れる。
安心して、人生を創っていっていいんだ。

これまでの経験から、そう感じられるようになってきた。


 だから、愛は「自分を自由にするもの」
問い直すきっかけをくださった石井ゆかりさん、ありがとうございます。

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