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グーグルからもその実用性と技術力を認められた Listenwise とは?
こんにちは、Choimirai School のサンミンです。
0 はじめに
2023年6月25日から Choimirai School でスタートする「GPTと始める、多聴」で利用するリスニングのコンテンツは Listenwise。
実は Listenwise をリスニングの教材として取り入れるのは今回が3回目です。
#多読チャレンジ(👉https://t.co/L40rYohfsR)の参加者から似たようなサービスがリスニング用にもあればいいという要望があったのですが、ちょうど良いサービス(@listenwiselearn、紹介ビデオ⬇️📺)の発見です🙌。@ChoimiraiHQ から『多聴チャレンジ』もスタートです🎊。https://t.co/8PZ3AGNlIX
— Sangmin @ChoimiraiSchool (@gijigae) February 16, 2018
今回リスニングの教材として Listenwise を採用した理由は3つです。
① 対象が米国小2からと難易度のハードルが下がった
② 2020年1月発表された、リスニング用のLexileに対応
③ Snipdと兼用で復習が簡単
今回の note では、上記3つのポイントを中心に Listenwise が何か?について紹介させていただきます。
1 Listenwise とは?
アメリカで聞き取り能力を測定しているのは22の州。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30315470/picture_pc_51f5a93c7e7821f605f7bc741c9385f4.png?width=1200)
その中で、学習指導要領で指定している基準を満たしているのは、43%のみ。その課題を改善するために2013年に創業されたのが、Listenwise です。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30300763/picture_pc_afed5736f3b3fed7bcd6a1a6e4db8404.png?width=1200)
2 グーグルも認めた実用性と技術力
他者からの情報を活かして発展させていく力の中で重要なのは,他者からの情報を受信する際の「聴く力」です。アメリカでは聴く力を鍛えることに多くの教育機関が関心を持っています。
2017年にはグーグルにその実用性と技術力を認められ、子供用のクロームブックに Active Listening のツールとして搭載されています。
3 クイズで内容の理解を確認
Listenwise にはクイズがついているコンテンツも多く、聴いた内容を正しく理解しているのかを確認するのも容易です。
![](https://assets.st-note.com/img/1686825483639-fxy6Kemm0M.png?width=1200)
クイズを解くときわからない問題があれば最新の人工知能と相談しながら解くこともできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686808341741-JIl9cyyOSz.png?width=1200)
全てのクイズはアメリカの学習指導要領に基づいて作られていて、定期的に行なっている個別面談では進捗を確認します。
4 対象
2019年までは米国小5以上が対象だったのですが、2020年に入って、小2以上と対象年齢が下がりました。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30452708/picture_pc_8e950e76aad574a42b071d2aa196a5f2.png?width=1200)
小2レベル(560 Lexile)ポットキャストのサンプルです。
5 リスニング用のLexileに対応
Lexileは英文のリーディングレベルを測定する際に使われている基準です。多読でもレベルにあう素材選びで幅広く採用されています。Lexileを作っているのは、Metametricsという会社です。同社は2020年の1月に、リスニング用のLexileも発表し、初めてのパートナーとして選定したのが Listenwise!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30301616/picture_pc_c20ca80aafefdc1d40332f4220117a00.png?width=1200)
GPTと始める、多聴ではオリエンテーションでクラス分けをし、米国の小2〜高3レベルから選ぶことができます。
それぞれのクラスには90本前後のコンテンツがあります。
目安としては、Grade9(1300 - 1610 Lexile)レベルのポットキャストが難なく聴けてら、オンライン授業を受けるのも難しくないはずです。
6 Snipdとの兼用で復習が簡単
GPTと始める、多聴のコンテンツはそれだけでも聴く力が鍛えられますが、Snipdと連携することでより充実した学習が期待出来ます。
リスニングのコンテンツは学習管理システムに加え、Snipdから聴くこともできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686809462404-k39wcAIzj6.png?width=1200)
Snipdでは自動的に文字起こしやチャプター分けをしてくれますので耳だけでは難しく感じる内容は文字を目で追いながら聴くことをお勧めしたいです。Snipdを兼用するメリットの一つは再生スピードが調整できること。0.1倍速刻みで再生速度が変えられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686809736547-0q4pn6Voui.png?width=1200)
あと、Snip機能を使えば、お気に入りの箇所を瞬時に保存できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686809871262-1JOFWI0Val.png?width=1200)
保存した箇所はKey Takeawaysも教えてくれるので、どんな内容だったのかを振り返る時も大変便利です。
![](https://assets.st-note.com/img/1686810009951-0ths0ztn2P.png?width=1200)
7 まとめ
GPTと始める、多聴で利用しているListenwiseはリスニングの素材に加え、文字起こしをしたテキストも用意しています。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30462633/picture_pc_e2fcd1fee5b1c31eab94572ae37d87ce.png)
読むと聴くを合わせることで保持力は40%もアップする研究結果もあります。学びの体験を最大限にするためには3つの要素が必要で、
① 低い床:簡単なレベルから始める
② 高い天井:成長するにつれ、より高度なコンテンツをこなす
③ 広い壁:多様な分野がカバーできる
Listenwise は聴く力を鍛える上で、全ての条件を揃えた最強のツールです。
Scratchを作った、Mitch Resnik教授。学びの体験を最大化する為、3つの仕組みが必要と。
— sangmin.eth @ChoimiraiSchool (@gijigae) August 14, 2020
・低い床:簡単に始められる
・高い天井:習熟するにつれて高度なことにも対応
・広い壁:多様な分野に応用
ジュニアも一緒で米国幼稚園から始め、高3レベルの英語力まで鍛えられます。pic.twitter.com/k5dEN6Ijhc
9 関連プログラム
GPTと始める、多聴
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