GPTと学ぶ、TOEFLの特徴と詳細
こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。
00 はじめに
Choimirai Schoolでは2023年10月16日(月)からGPT-4とLMS(学習管理システム)、そしてNotionを活用したTOEFL学習プログラム(GPTと学ぶ、TOEFL)を始めます。
今回のnoteではプログラムの詳細と、GPT-4やLMS、そしてNotionを導入した理由についてシェアします。
01 なぜ今、TOEFLなのか?
前から強調しているのが人工知能の発達で、英語が使える人とそうでない人の間に絶望的なくらい差が開くことです。
英語学習の中でも身につけてほしいのは英語で学べる力!
アカデミック英語を身につけるのにベストな方法はなんといっても、TOEFL。2023年6月に韓国であったイベントに参加したOpenAIのアルトマンCEOは「人類最大の黄金時代を迎え、成功するために重要なスキル?」はと聞かれ、
"新しいことを素早く学び、変化に順応し、技術と共に自分自身の進化させる能力"、だと強調しています。
留学を検討されてない方でも新しいことを素早く学び、技術と共に自分自身を進化させるためにはTOEFL100点くらいの英語力は身につけるべきだと思っています。
02 なぜ、GPT-4なのか?
2021年4月にGPT-3が使えるようになって以来、どうすればAIをELA(English Language Arts)学習に活用できるかと研究を続けてきています。AIを導入する上で最も重要だと思っているのは、人工知能からの返答が正しいのか?が担保できることです。
2022年11月にChatGPT(GPT-3.5)がリリースされてからAIに関する関心が高まっている。が、ChatGPTの返答は間違っているケースも多々ある。例えば、下記の問題の場合、正解は「C」だったのに対し、GPT-3.5は「A」と答えている。
一方で、2023年3月に公開されたGPT-4は今までの巨大言語モデル(LLM)と比べ、圧倒的に精度が上がってきています。上述した問題をGPT-4に聞くと見事正解!解説もとてもわかりやすくなっています。
03 なぜ、LMS(学習管理システム)なのか?
2023年9月18日の時点で、GPT-4は月々20ドルを払っても質問できる回数は3時間ごとに50回までと制限がかかっています。英語を学ぶ上で、この利用制限はあまりにも厳しい。
こうした課題を克服するため始めたのがGPTと学ぶ、英語です。Learning Management System(LMS、学習管理システム)の導入で、制限なくGPT-4を利用できる!あと、GPT-4に対する質問は日本語にも対応しています。
また、レッスンは米国指導要領で求められているスキルごとに30個づつあるのでLMSを活用することで進捗が可視化できるメリットも大きいです。
04 なぜ、Notionなのか?
ハーバード大学の研究でも検証されているように、人の学びは経験からではなく、その経験を自分に照らし合わせ、何をどう思い、どう感じたかを省みることで起きます。
TOEFLの勉強も一緒で、読んだだけ・聞いただけでは記憶に残るのは少ない。そして意図的に既知の情報と繋げないと翌日には忘れしまう。
日々の学びをNotionでまとめることでより効果的に知識として定着させることができます。
05 なぜ、「今」なのか?
2018年を境に、AIの処理能力は2ヶ月に倍のスピードを進化し続けています。こうした進化のほとんどは英語圏が主導していて、変化についていくためにも英語はもはや必須。
あと、ChatGPTが公開されたのが2022年11月で、この分野において誰もが初心者だといっても過言ではありません。その分、AI関連分野へ参加する敷居も比較的に低い。「GPTと学ぶ、TOEFL」では最新の技術を活用することでAIリテラシーを鍛えることもできます。英語力+AIリテラシーは2024年に最も重要なスキルの一つになるはず。
6ヶ月後に待っている未来の自分のため「GPTと学ぶ、TOEFL」を始めませんか?
06 AIを家庭教師として採用するメリット
ブルームの2シグマ問題は通常の授業を受けた生徒の平均よりも、マンツーマンの個別指導を受けた生徒の98%が優秀になるという研究結果です。
また、対話型AIと一緒に学習をすると一人で学習した時より最大36%の学習効果が得られるとのと研究結果もあります。
こうした研究でもわかるようにマンツーマンの家庭教師を採用するメリットはとてつもなく大きいです。しかし、24/7いつでも問い合わせができる家庭教師を雇うことはコスト面からしても到底無理な話です。ところが、GPT-4になりますと24/7いつでも相手になってくれる家庭教師と勉強ができます。
07 TOEFLでGPT-4を採用するメリット①:すぐ聞ける
GPTと学ぶ、TOEFLでは英語力だけでなく、英語で思考したり、問題を解決する方法も学びます。TOEFLの問題には、全体の内容を理解し内容をまとめる質問もあって、先生の力を借りないと解けない問題も多くあります。
わからないことがあると、調べるのにあまりにも時間がかかりすぎてなかなか前に進めない。ところが、GPT-4を導入することによって、最高の家庭教師と相談しながら答えまで辿りつくことができます。
08 TOEFLでGPT-4を採用するメリット②:ソクラテス式問答法で学べる
ソクラテス式問答法とは問いを立て、それに答えるという対話に基づいている学習法です。これは批判的思考を活性化させ、考えを明らかにするというメリットがあります。
Khan Academyで採用しているKhanmigoも答えをすぐ教えるのではなくソクラテス式問答法を駆使し、生徒自身が答えを見つけるよう促しています。
Choimirai Schoolが独自で開発し、GPTと学ぶ、TOEFLで採用している対話型AIの名前は「Lenard」です。Lenardはソクラテス式問答法に特化した教育用AIで、生徒自らが答えにたどり着けるように思考を促す能力を持っています。
Lenardと協力することで、英語で思考し、問題解決ができる英語力を体系的に鍛えることができます。
09 TOEFLでGPT-4を採用するメリット②:Just-in-time Learningが図れる
AIの発展で注目を集めてるのが、Just In Time Learning。特徴は、学びたい時にすぐ学べるのと足りない箇所を集中して補完できること。GPT-4の登場で今後さらに脚光を浴びるはず。TOEFLを見てもクイズの解説から問題文のサマリー、背景知識の説明まで必要な情報を網羅的に学べるメリットは実に大きいです。
GPTと学ぶ、TOEFLでは120個のトピックに分け、TOEFL学習で欠かせない背景知識も学べるようになっています。背景知識は範囲も広く、知識として定着させるのはなかなか難しい。が、Just-in-time Learningを実現させることでより効果的に覚えることができます。
10 プログラムの特徴①:TOEFL+家庭教師+背景知識が一箇所で完結
GPTと学ぶ、TOEFLではTOEFLの問題に加え、TOEFL学習で欠かせない背景知識も120個のトピックに分けて学べるようになっています。そして、GPT-4という家庭教師も一箇所でアクセスできる。
あと、同プログラムでは問題文を読むだけでなく、聞くこともできるようになっています。また、Lenardとチャットを交わすことでライティングの力もバランスよく鍛えられます。
11 プログラムの特徴②:Lenardによる適応型学習の実現
TOEFLのコンテンツをLenardと一緒に学ぶことで、自分のニーズやレベルに沿った勉強を進めることができます。
適応型学習の仕組みを提供することによって、より効果的に英語力を鍛えることができます。
12 プログラムの特徴③:スマホからも利用可
GPTと学ぶ、TOEFLで提供している全てのコンテンツはスマホからもアクセスできます。また、スマホの音声入力機能を活用しますとちょっとした英会話の練習にもなります。スマホからもアクセスできますので隙間時間も有効活用し、効果的に英語力が鍛えられます。
13 プログラムの特徴④:初めて受けたTOEFLで107点を取得したコーチによる個別面談とオンラインコミュニティ
AIが持つ本来の力を引き出すためには、適切な質問をすることがとても大事です。例えば、少し工夫をすれば複雑なコンセプトをテーブル形式で解説してもらうこともできる。
上述した指示文に対し、GPT-4が書いてくれた説明がこちらです。
GPTと学ぶ、TOEFLでは初めて受けたTOEFLで107点を取得したコーチによる個別面談や専用のオンラインコミュニティを通じてGPT-4を活用する情報もシェアします。
14 まとめ
GPTと学ぶ、TOEFLは2023年3月にGPT-4が公開されてようやく可能となったプログラムです。
GPT-4とLMS(学習管理システム)、そしてNotionを組み合わせることで英語「で」学ぶための思考力と技術を養い、言語技術の基礎である読み、書き、聞くを中心に、TOEFL100点を超えることを目的としています。
同時に、最新の人工知能がもたらす可能性も体験できるかと思っていますのでご検討ください。
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