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Barolo Riserva Bussia 90di 2015 Giacomo Fenocchio

  • バローロ

  • リゼルヴァ

  • ブッシア

  • 2015年

  • 赤ラベル

萌えポイントだらけです。

90日間という長期の醸し発酵を伝統とするか古典とするかは別として、贅沢な造りが施されています。

リゼルヴァの場合、法定熟成期間は5年(60ヶ月)となります。リゼルヴァでない場合は3年(36ヶ月)。リゼルヴァも合計5年の熟成期間の内、最低2年は木樽熟成が必須となります。樽熟成が最低期間の2年の場合、瓶詰め後3年の熟成期間を経ればリゼルヴァを名乗ることが可能になります。

このワインの場合は、樽熟成に4年(48ヶ月)、瓶詰め後最低1年(12ヶ月以上)の熟成期間を経てリゼルヴァを名乗っています。

まだ2015年とも言えますが、ネッビオーロらしい、バローロらしい香味は抜栓直後から華やかに開いています。リゼルヴァがゆえに、しっかりと熟成を経てからリリースされているともいえ、今すぐ飲み始められるおいしさが嬉しいですね。

このレベルになると古典とかモダンとかじゃない。非常にネッビオーロとしてバローロとしてレベルが高いワインです。こういう果実の香味がピュアなワインは大好きですね。ジャコモ・フェノッキオらしい構成感が厳格なのもいい。

おまけ。


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