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Pietradolce / Etona

2005年にミケーレ・ファロ氏によってエトナの北側、カスティリオーネ・ディ・シチリアにあるソリッキアータに設立された新興の造り手。標高600mから900m斜面に11haの畑を所有します。ランパンテ、ゾットリノト、サン・スピリトの各地区に畑を所有しており、エトナの土着品種のみを栽培しています。栽培されるブドウの多くは樹齢が40年から120年で、プレフィロキセラの古樹も。土壌は石が多く軽い砂質ロームで豊富なミネラルを持つ火山性土壌。標高の高さから冷涼ながら、冬の気温は氷点下になることもある寒暖差の大きいのが特徴とのこと。

Etna Bianco 2022 Pietradolce

表紙の黄色のラベルはビアンコ。カリカンテ種100%ですね。エトナらしく冷涼でクリアなミネラルと、火山性土壌を思わせる黒いミネラルが共存。どこかセージのハーブ感と甘味があるのが特徴。

Etna Rosso 202o Pietradolce

赤はお手本のような火山性土壌の風味のあるネレッロ・マスカレーゼだけれども、まだ若さがあり少し荒々しい果実味。時間が解決してくれるので心配はない。

ラベルもいいですね。全国のエノテカさんでどうぞ。


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