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地方の経済

地方の経済をデータを使って地方経済の実力を確認していこう。静岡県では知事選が行われるようで、それに合わせて静岡を取り上げる。
使うデータは産業連関表という。これは総務省が全国版を公表していて、次のように説明している。

産業連関表は、作成対象年次における我が国の経済構造を総体的に明らかにするとともに、経済波及効果分析や各種経済指標の基準改定を行うための基礎資料を提供することを目的に作成しており、一定期間(通常1年間)において、財・サービスが各産業部門間でどのように生産され、販売されたかについて、行列(マトリックス)の形で一覧表にとりまとめたものです。

統計の担当部局は各省庁にあり、5年に一度様々な統計資料を用いて産業連関表を作成する。現在は新たな産業連関表が作成され、今年中に公表される予定だ。その地域での各産業間の取引が一覧表になったもので、その地域の強い産業が把握できる。平成27年版静岡県産業連関表では
県内生産額から
(1) 県内生産額は33兆3244億円
(2) 全国シェアは3.3%
(3) 第二次産業の構成比が増加
静岡県の経済規模は全国的にみても大きく、人口規模も大きな県である。
だから、知事の発言はある程度の影響力がある。

続く


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