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お部屋探しのがんばりポイント

新生活が始まる季節。
お部屋探しや退去作業で少しがんばるだけで気持ちよく新生活をスタートできるポイントを簡単にまとめています。
詳細なスケジュール感や語句説明は専門サイトがあるのでそちらを見てください!この記事ではほとんど触れません。

はじめに

私は不動産業界の人間ですが、家関係ではありません。もちろん、不動産屋としての知識をひけらかすつもりはなく…。自分が学生・新社会人の時のお部屋探しで経験したことを元に書いていきますので、ゆる~く受け取って頂けると嬉しいです😊
一人暮らしの賃貸お部屋を想定しているので、ファミリー物件や高級タワマン、分譲マンション等はカバーしていませんので、悪しからず。

入居しちゃうよ

ここでは、お部屋探し~入居、要するに入居に関わることをまとめていきます。

お部屋探し

部屋探すか~、え、どうしよう。

賃貸関連のサイトやお店のCMは結構やっていますが、やりすぎてスルーしているので、いざ自分が部屋を借りるとなるとどうするか一瞬迷いますよね。

サイトか店舗かどっちがいいのか……

結論は、どっちも使うです。

サイトで気になった物件があれば、お問い合わせをして、内覧に進むこともできますし、気になった物件を店舗に持って行けば、どんな物件を希望しているのか不動産屋が把握することができるので、より理想に近い物件を紹介してもらえる近道にもなります。
ならサイトだけでも…ってなるかもしれませんが、サイトに載っていない物件情報を不動産屋は持っている可能性が非常に高いので、サイトだけではなく不動産屋から情報を貰うことをおすすめします!
Web非公開、専属専任、退去予定等…隠し持ってます笑

「こういう条件で…例えばこの物件気になってるんですけど…他に合いそうなところありますか?」
と聞くだけで、選択肢は広がります。

店舗に行くのは緊張するかもしれませんが、不動産の営業マンはフランクなので話しやすい場合が多いです笑
繁忙期は混雑していることもあるので、行く日時が決まっていれば予約することをおすすめします。

お部屋決め

正直お部屋決めが1番楽しい。内覧して、新居での生活を想像するだけでときめいちゃう。

そんなことは置いといて、お部屋探しのポイントは

「初動は素早く」

サイトとか店舗に行って、内覧して、気に入った物件に入居するわけですが、やっぱり人気な物件はすぐ無くなっちゃうんですよ。

駅チカ、築浅、賃料も良心的

そんな物件、住みたい人が多いに決まってるので、巡り会えたらラッキーなんですけどここでモタモタしているとあっという間に2番手(*1)になっちゃいます。

Webで見てたら、すぐにお問い合わせ。店舗にいるなら、即内覧、申し込み。ここは素早くです。
煽りたい訳ではなく、そのくらいのスピード感で動いている物件は本当にあります。
現住人がいてすぐに内覧ができない場合、本当に気になっているなら、先に申し込みをすることもできます。

「申し込みなんてしたら断れないよね…」

と思った方。安心してください。申込時点では正式な契約ではないので、キャンセルすることができます。一旦申し込んで、内覧をしたらなんか写真と違うとか、周辺環境が劣悪なんてこともありますので。

ただ、申し込みといえど与信チェックが進んだり、募集をちょっと控えめにしたりと不動産屋が動くということも事実なので、キャンセルすればいいから、片っ端からなんとなく申し込む!というのは控えて貰えると嬉しいです笑というか、それはNGです。
条件と写真見る限り、ほぼ確実に住みたい‼️内覧で特段問題なければ住みたい‼️ここ‼️くらいのテンションならぜひ申し込んでください😊

不安な時は不動産屋に伝えてください。
「申込でお金は取られませんか?内覧して、どうしても納得出来ない時はキャンセルも出来ますか?」と。
たぶん、「出来ればキャンセルはしないで欲しいですけどね~キャンセルはできますよ~」って反応が返ってくるはずです笑

*1:申込の順番で1番手、2番手…となります。申込の順で優先的に契約を進めるので、1番手で決まれば、2番手に回ってくる日は来ません。。

契約

内覧・申込をして、気に入ればいよいよ契約です。
ハンコを押してしまったら最後、後戻りは出来ない(大袈裟)ので、ハンコを押す前に全てをクリアにすることが大切!!
契約のポイントは

「全てをクリアにする」

です。

無事部屋が決まったら、重要事項説明と賃貸借契約書の説明が始まります。ぶっちゃけ、この時間はとても眠い。説明する方も、結構しんどいし、それなりに緊張もする。誰も楽しくないこの時間。
ただ、ちゃんと聞いて、話を遮ってもいいので疑問に思ったことは全部質問してください。
言葉の意味とか初歩的な質問もwelcomeです!

中途解約とかももちろん大切なのですが、意外と見落としがちなのが、「原状回復関係」。
「一定以上の」みたいなアバウトな表現が結構あったりします。
それでもいいや~って感じならここから下はスルーしてください笑

例えば「一定程度であれば壁に穴を開けてもいいですが…」という記載があった場合の「一定程度」。
いや、どんくらい!?😂ってなりませんか?笑
それを聞くんです。
私が聞いた時は、「画鋲数本、ポスターを貼るとかなら全然問題ないですが、ネジとかはNG」と言われましたが、この基準は物件毎に違います。
退居トラブルを避けるためにも、原状回復の範囲はできるだけはっきりさせておくとスッキリします😊

原状回復を例に挙げましたが、契約書は色んなツッコミどころがあります。
転勤があるような仕事に就く場合は、退去の1か月前予告ができない可能性があるけど、その場合の違約金は発生する??とかも聞いておくと安心できます。

不動産屋にうざいかもって思われてもいいので、気になったら全部聞いてください。私が不動産屋で対応してたら、そのくらいでうざいとは思いません✌🏻むしろ、ちゃんと契約書見てくれてありがとう的な感情かもしれません笑

入居

長かった……ここまで来てやっと入居できる!!!
入居のポイントはただ1つ。

「元からある傷、凹み等の瑕疵報告は面倒くさがらない」

入居したら既に床が凹んでたり、壁に穴が開いていたり…よくあります。それまでも誰かが生活していた訳ですから。
入居の書類に、気になる傷などを報告してください的な書類があればそれはちゃんと書いて送ってください。そういった書類がない場合は、自分で写真を撮っておくのもいいかと思います。
退居時の原状回復などにも関わってくるので、少し面倒ですがざっと部屋を見てください。

やっと住めます!いぇい✌🏻✌🏻

入居があるなら退居もあるはず

実家からの引越しの場合は関係ないですが、賃貸→賃貸であれば、当たり前ですが退居する必要があります。
解約告知をすると、退居点検日程等は管理会社から個別に案内があるのでそれに従ってください。
ここでは、私の実体験を基に、注意して欲しいことを書きます。

退居点検

退居にあたり、ちゃんと荷物が運び出されているか、部屋に備え付けられていたものがちゃんとあるかなどを点検されます。本人立ち会いです。
ここでのポイント

「冷静に」

大人が2人ほど来て、隅々まで確認されていきます。
さすがに悪いことはしてないけど緊張します。
以下、私の実体験です。

私が以前住んでいた部屋は、照明のリモコンがなく、照明から垂れている紐を引っ張るタイプでした。退居1か月前、普通に使っていたら

ブチッ……

あ、やったわ、切れた。
まぁあと1か月で退居やし、そん時伝えればいいや~と放置し、退居点検当日を迎えました。
(何かあったらすぐに管理会社に連絡が鉄則なので、マネしないでください。ここは、全面的に私が悪いです。)

「照明の紐が経年劣化切れてしまって…申し訳ないです😭💦」

腰低めに謝罪をしたところ

「普通に使用していたら絶対に切れません。この紐を直すのに、1万円かかりますので敷金から引きます」

んな、アホな!そんなかかるわけないやろ、金の紐でも使ってんのか!!経年劣化はそもそも貸主負担なのに!という気持ちをぐっと抑え

「さすがに1万はかからなくないですか?一旦お見積頂けますか?こちらでも他業者に見積もりを取らせて頂きますので」

「上に確認します(電話で状況を簡単に話した後)お金は頂きません」

となったことがあります。今回のケースでも、私は見積もりをもらって、この金額かかります、と言われれば受け入れるつもりでしたが、さすがに根拠が無さすぎて…。

お世話になった部屋なので基本的には受け入れるスタンスでいたとしても、あまりにもおかしいなと思ったら、感情的にならずに冷静に交渉してください。たかが数万かもしれませんが、払う必要のないお金は払う必要はないです。

まとめ

ここまで長文を読んで頂きありがとうございます。
入居も退居も結局は、「納得がいくまで聞く!曖昧にしない!」ことが大切です。
初めての新生活、契約、しかも大人相手……緊張したり萎縮したりしちゃうと思いますが、遠慮は不要!数年は住むであろう部屋のことです。気持ちよく新生活をスタートするために、ほんの少しだけ頑張ってみてください。
きっといいお部屋と巡り会えますよ😊
素敵な新生活を……。

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