伏兵の一撃!アムステルゴールドレース終盤だけ見たレビュー
ラスト3キロくらいからの動画して見てないので、あしからず。
ロット・ソウダルのウェレンスが逃げていますが、キツそうです。
12秒遅れで集団が追いかけますが、集団は牽制し合っていて、なかなかスピードが上がりません。
そんな中、最後の登り「カウベルグ」にて、意を決して集団から飛び出したのはワンティ・グループゴベールというプロコンチネンタルチームに所属するエンリコ・ガスパロットです。
小気味よく飛び出してガスパロットのアタックに反応したのは数名で、追いついたのはティンコフのミケル・ヴァルグレンのみです。
メイン集団にはアスタナのロマン・クロイツィゲルや、スカイのエナオモントーヤ、オリカ・グリーンエッジのマイケル・マシューズや、ロット・ソウダルのエースであるイェーレ・ヴァネンデルトなどの有力選手が残っていましたが、牽制のためか、はたまたカウベルグを登る力が残っていないのか反応が出来ず、ガスパロットのアタックを許します。
残り1.9kmでメイン集団とわずか数秒のリードを築くことに成功します。
ガスパロットとヴァルグレンが先頭交代しながら、リードを保ちます。
追いつけそうな距離に見えますが、メイン集団はひたすら牽制し合って逃げてる2人との距離が縮まりません!
残り400mを切ったところで、勝負ありました。
ヴァルグレンの後ろからガスパロットがスプリントを仕掛けると、ヴァルグレンは反応するだけで、ガスパロットがそのままゴールイン!
アムステルゴールドレース2回目の制覇となりました。
メジャークラシックでプロコンチームが勝利を収めることは珍しいです。
3位に入賞したソニー・コルブレッリもプロコン所属で、波乱な展開となった今年のアムステルゴールドレースでした。
中盤で何があったのか、後日ちゃんと見たいと思います。
(追記)
レース途中に大雨が降って、気温一桁台まで低下した影響もあって、クヴィアトコウスキーら本命陣がダメージを受けた模様。
中指骨折しながら出場のジルベールもDNF、クヴィアトコウスキーもDNF、クロイツィゲルは残り8kmでアタックしかけるも不発。
そんなこんなで混戦となった中で、ベテラン・ガスパロットの飛び出しが光った一戦でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?