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さねとみのMTG日記(12/14~12/21)

※これは、さねとみがMTGの大会に出たりラダーをプレイして思ったことや、考えたことを自由きままに書くという日記です。

こんにちは。さねとみです。

今週から週次のMTG日記をつけていこうと思います。

というのも

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こんなデータがNoteよりメールで送られてきました。
今年も沢山の閲覧、スキ、フォローありがとうございます!なのですが、ちょっと記事書いた数少なすぎないか?と率直に思いました。

個人的に、MTG、ひいてはあらゆる事象に習熟するに際し、「言語化」というステップは、一部の天才を除き避けて通れない道だと考えています。
当然僕は天才じゃなので、MTGに関しても言語化の能力を磨いていきたいわけで、そういう意味だとNoteの記事執筆というのは非常に自分のためになる取り組みなわけです。

というわけで、これからは最低でも週次でその週MTGをプレイして考えたことや感じたことを「言語化」していこうということにしました。
最近の記事のように、データをベースにした気合の入った感じではなく、お気持ちベースのゆるふわ日記になる予定です。

1.日本選手権デイリー~ウィークリーにでたよ

日本選手権冬に出る権利がない。
個人的に今年最後の大会は、PTQを除けばThe last sunになるかなと思っていたのですが、Fuckin コロナのせいで大会が延期。何となく締まりのない終わり方になったな~という感じでした。

そこで、今年一年最後まで走り切る為に、日本選手権冬の権利を取ろうと思い立ち、デイリーに出たものの、最高で2没。皆さんMTGがお上手ですね・・・、

結局デイリーで3勝することはかなわず、ぶっつけウィークリーになったわけです。
じゃあなんのデッキで出るの?という問いに直面するわけですが、最近のヒスリックは1にスルタイ、2にスルタイ。とにかくスルタイフェスティバル万歳な状況です。

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まぁスルタイを使ってもいいのですが、スルタイミラーはかなり嫌いです。
というのも、スルタイミラーは腕が出るようで、別に出ないというのが個人的な所感です。デッキの構成を同型に寄せていれば(戦争の犠牲をメインにとったり)話は別ですが、それは別にゲーム中のプレイ精度じゃないし、他のデッキへの勝率を下げることとバーターなのでただのキチンレースだなぁという感じです。(過去実績に鑑みて、スルタイのメタゲーム占有率は決して40%には届かないので、60%に対し下げて、40%に上げにいくの?って感じです)

なんでスルタイミラーが嫌いかというと、勝つための条件が多すぎるからです。スルタイミラーはだいたいどっちかのニッサが定着して終わるか、ウーロで先に殴った方が勝つ(場に出たウーロを対処できなかった方が負けるともいえる)のですが、どちらも「妨害を引いている」であったり「そもそも土地が止まらず、かといってスペルも毎ターン打てる」という条件でなければいけなかったりで、まぁだいたいどっちかが条件を満たせず一方的な展開になります。
お互いが条件を満たすといいゲームになるのですが、いいゲームをしている時点で贅沢というのが所感です。

じゃあスルタイに強いデッキを使うのかといえば、それは不可能事というのがまた持論で、どういうことやねんというと、スルタイは青黒緑のデッキということです。
青黒緑という色、つまり、打ち消しという最強の1-1交換手段を持ち、黒という除去やハンデスを持ち、緑という置物を壊せるスルタイに対処できないカードはなく、また、ニッサという超早いフィニッシャーと、ウーロというぶっ壊れ宇宙最強カードを有するスルタイは、理論上最強というわけです。
スルタイに鼻ほじっていても勝てるというデッキは、メインなら無色ランプかなと思いますが、結局無色ランプもサイド後打ち消しに言わされます。
要するに、スルタイは理論上最強です。

じゃあスルタイ使うしかないじゃんとなり、実際世間の風潮はそうなりつつあるのですが、スルタイは何にでも勝つ分なんにでも負けます。
当たり前です、全部できるから、噛み合わなかったら何もできません。
そして一番多い同型は先に述べた通りしょーもない展開が多いです。

もうこの時点で、僕としてはスルタイを使いたくないと思いました。
じゃあなんのデッキ使うの?ということで、選んだデッキはジャンドサクリファイス(カンパニー)です

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なんでジャンドサクリファイスなの?というと、立ち位置がめっちゃいいからです。
最近のヒストリックメタゲームはスルタイを使うか、倒すかで回っている為、同型に寄せたスルタイか、スルタイに強い(ということになっていて、最近はそうでもなさそうな)パラドックス系が多い印象を受けます。
また、もともとスルタイに強いとされていたゴブリンもまだまだ人気で、メタゲームは大体圧倒的トップのスルタイと、2番手のゴブリン、3番手にサクリファイス、4番手にパラドックスという様相を呈しているわけです。

こうなった場合、スルタイは置いておいて、他の上位デッキ全てに有利がつくのはサクリファイスなので、この時点でサクリファイス is Goodというのが僕の判断でした。
スルタイは置いといていいの?って突っ込まれそうですが、スルタイは理論上全デッキに圧勝できるため(ハイ除去、はい打ち消し、はいニッサから〇〇と言えるので、そのパターンを克服できるデッキはないということです)、スルタイにある程度勝てるのであればよくて、無理やり寄せて6割安定とかを取りにいくのは馬鹿らしいというのが持論です。

じゃあなんでラクドスじゃなくでジャンドなの?というと、端的に言えば悪魔へのアクセスを増やしたかったからです。
ラクドス・ジャンドのサクリファイス系デッキはだいたい同じようなデッキに対して有利だったり不利だったりするわけですが、有利とするデッキに対しては、だいたいの場合猫-竈-悪魔のクリーチャー殲滅ラインが揃ったら有利だったりします。
「スルタイは一旦置いておいて、他のデッキに対しては基本的に勝ちたい」という思想でデッキを選ぶ以上、この猫-竈-悪魔へアクセスできる手段は増やしたい。というわけで、集合した中隊という、5枚目以降の悪魔となるカードが使えるジャンドにしたというわけです。

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ちなみに縫い師への供給者がカードをめくるという点を考慮して、死住まいの呼び声で連れれば実質悪魔じゃん。ラクドスでよくね?という形を試していたこともありましたが、死住まいの呼び声だけ引いた時に憤死することが多くとん挫しました。一枚で機能するカードはそれだけで偉いのです。

そんなこんなでジャンドサクリファイスを日本選手権ウィークリーで使ったわけで、結果は5-1。当たり方もよく、割と満足でした。

[結果]
ティムールパラドックス〇×〇
スルタイ〇〇
シミックパラドックス〇〇
スルタイ〇〇
スルタイ〇××
バントコントロール〇〇

2.そのままアリーナ予選にでたよ

その日はちょうどアリーナ予選だったので、そのままアリーナ予選に出ました。
環境はそんなに変わらんやろということで、同じリストを使用。
スルタイ ×〇〇
赤単〇〇
スルタイ〇××
白単×〇×
赤単〇〇
ジャンドサクリファイス ×〇×

結果は特にいいところなく3-3で終了でした。
スルタイは上記の理由があるのでやむyellow hat。ジャンドサクリファイスミラーで負けたのは、1本目と3本目が相手悪魔4体だったのではいはいって感じ。
白単に負けたのは本当に余計でした。
悪魔を全く引かないうちに相手のライフが150とかになり、結果削り切れず時間切れ負けという、非常に不本意な負け方です。
プレイミスもあったりして、個人的にかなりもやもやする試合でした。
(せっかくなので動画を載せておきます)

3.日本選手権冬にでるよ

日本選手権冬に出るので、デッキを探しています。
直近のSCGをラクドスアルカニストが優勝したことと、日本人はスルタイ大好きなことから、ラクドスを見たスルタイが増えるだろうなぁという予想。
メインにプッシュを採用したり、サイドに黒力戦を採用したりと、そういう感じになるのかなぁという気がしています。
スルタイに睨まれたデッキはスルタイに勝てなくなるので、ラクドスは持ち込みたくない、同様にジャンドサクリファイスともお別れしたい心持です。

じゃあ何使うの?ということなのですが、個人的にベストだと思っているのは無色ランプです。
スルタイとサクリファイス系デッキが先行する現状のメタゲームにおいて、ゴブリンを使う意味は本当に薄いと考えています。
ただ、日本選手権と同じく予選がある大規模大会のSCGでは、ゴブリンが結構数存在している当たり、どんなに状況が悪くてもゴブリン使う人はいるんだろうなぁという気がしています。

また、無色ランプが本当にスルタイに有利なのかも疑問があります。以前使ったときは7割くらいは勝つ印象でしたが、最近メインに増えている物語の終わりが当たるという点でも微妙になっている気もしています。
流石にラクドスを見て数を減らしているとは思うのですが、こういう風に脳内で勝手にメタゲームを進めると、全然そんなことは起こっていなくて、大爆死するというのがよくあるパターン。

非常に悩ましいところなので、今週はなんかいいデッキがないかを探す配信を行っていく予定です。(唐突な宣伝)




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