さねとみのMTG日記(2019/10/15~10/21)
みなさんこんにちは。さねとみです。
今週もマジックはニュースに事欠かない週となりましたね。
MC5が終わったかと思いきや、禁止改定が出たと思いきや、まさかの新フォーマット発表&MOで実装。
なんだかもうてんやわんやですが、今週も日記を書いていきます。
1.MC5決着&新環境のスタンダード
まず今週最初のビッグイベントですが、ロングビーチで行われたMC5の結果が出ましたね。
優勝はグルールアグロを使用したハビエル ドミンゲス選手でした。
今回のMCはもっぱら死者の原野系デッキVSガチョウオーコ系デッキと、その他という事前評判でしたが、その他が勝ち切る為の手段として用意してきたのが〈エレンバスの宝剣〉でした。
(俗に言うエクスカリバー。場に出すとクラウドになるらしい)
トランプル&二段攻撃でゾンビによるチャンプブロックを許さず、かつプレインズウォーカーの忠誠度を消し飛ばします。
Top8に唯一入った行弘選手も、〈朽ち行くレギサウルス〉と〈エレンバスの宝剣〉で16点持っていくデッキを持ち込んでいましたし、これからのアグロデッキでは4ターン目に〈エレンバスの宝剣〉を装備するというのがお決まりの動きになりそうですね。
但し、少し問題なのが宝剣の運用です。行弘選手のマルドゥアグロは、1マナ域からクリーチャーを展開できますし、〈評判高い挑戦者〉によって宝剣を探しにいけるという点で、〈エレンバスの宝剣〉を使うデッキとしては満点に思えますが、一方で3色の早いビートダウンである為、マナベースに無理があり、非常に事故りやすいデッキになっています。
一方で、グルールは宝剣を探す手段がなく、素で引いてくるしかありません。また、宝剣をつけるクリーチャーも、5/5が最大サイズです。ただ、2色かつマナクリが入っているデッキであるため、色マナ関連で事故ることは稀でしょう。
今後のビートダウンは、〈エレンバスの宝剣〉をどこまで安定して運用できるようにするかという観点で洗練されていくのかもしれませんね。
さて、MC5が決着したのもつかの間、禁止改定が発表されました。
結果としては〈死者の原野〉が禁止になりましたね。
先週も書いた通り、〈死者の原野〉系デッキは立ち位置もデッキパワーも文句つけがたく、何かしらのテコ入れが必要だとは思っていましたが、〈死者の原野〉禁止は少し安直かなというのが感想です。
〈死者の原野〉系デッキ隆盛の裏には、アグロ系デッキとコントロール系デッキが壊滅的という理由がありましたから、単純に〈死者の原野〉を禁止しただけでは、今後ガチョウ-オーコ系デッキが隆盛するだけになるというのが直観的に起こりそうなことですよね。
(先週の復習)
今後のスタンダードは、ガチョウーオーコデッキを中心にミッドレンジはより遅く、より太いカードを採用するになっていくと予測されます。
ミッドレンジミラーであれば、よりスケールが大きいほうが勝利するというのは先週も話したことです。
但し、そうして速度を落とせば落とすほどアグロがつけいる隙が大きくなっていきますので、ここら辺が調整力の見せ所となりそうです。
一方コントロールが復権するかは、かなり怪しいと言えるでしょう。結局〈時を解すもの、テフェリー〉と〈ハイドロイド混生体〉という最も苦手とする類のカードは消えていない為、依然として厳しいことには変わりないと見えます。
今後の展望としては、とりあえず無敵囲いは崩さず、バントランプから始めるのが良いかなと思います。そろそろ私もハイドロイドの軍門に下る日が来たということですね。。。
2.新フォーマット「パイオニア」発足!
スタンダードの歴史をおさらいしよう!
続いてのBigNewsは、新フォーマットの誕生。
使えるカードはRtR以降と結構広めです。個人的に、Mtgを始めたのがちょうどRtRぐらいからなので、この新フォーマットにはかなり興奮しています。
今回の日記では各エキスパンションが使えた時代のスタンダードを振り返りながら、環境を定義していたカードを見ていくことで、パイオニアの環境を予想するとっかかりとしたいと思います。
ざっとイニストラード初期までを纏めてみました。
この後も禁止連発のカラデシュブロックやアモンケットブロックと続くのですが、今週はここまでにします。
一つ一つの環境について話していくとまた長くなるので、詳細に入ることはしませんが、これらのパワーカードをまた使えるのかと思うと、わくわくが止まりませんね!
次回更新予定:10/28(月)
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