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価値観を疑う 下がるな!

価値観のお話です。

私は14歳からケンカ空手と言われる
空手団体に入門しました。

身長 161cm
体重 50kg

はっきり言って
チビです(笑)

しかも
痩せています(笑)

そんなチビで痩せの私に向かって
師範や先輩達は、組手という試合の時、
対戦相手に押されて下がる私に

『下がるなーーーー』

と怒鳴るわけです。

『下がるなーーーー』

と言われても相手は80kgは軽く超えていて私は50kgでしょう?

しかも相手は、黒帯、こっちは白帯
下がるわけですよ。

それでも怒られるから前に出ようとすると
蹴られてします。
負の連鎖ですね(O_O)

そんな時、体が小さいけど体の大きい人を倒している人を見つけました。

師範代です。
小柄なのに大きい人を倒している。

よく見ていると

『下がっている』

しかも

『下がりながら横に回って横から蹴っている』

なるほど。
闘牛士のようにやれば良いのだな、、、
と感じました。

師範代の真似をするようにしたら
ガラリと試合がしやすくなりました。

チョコチョコ動いて、ハエのように動く(ハチでは、ありません (笑))

体が小さいから的が小さいわけなので
相手もやりづらい。

それ以来、勝率が上がり
16歳で指導員になったわけです。

『下がるなーーーー』

という価値観を守っていたら
間違いなく指導員にも選手にもなれず

当たり前ですが日本選手権に優勝など
できなかったでしょう。

敵を知り己を知れば
百戦危うからず

そんな言葉があったような?(笑)

師範代という生きた見本に出会えたことが
私にツキがあったのでしょうね。

師範代に感謝です。
ありがとう、ありがとう。ありがとう。


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