走るときの、ささやかな喜び
私は走ることが好きです
学生時代はサッカーをしていましたが、以前勤めていた同僚とノリでハーフマラソンに出たことがきっかけで走るようになりました。
走り終えた後の心地よい疲労感と達成感が好きで気がつくと約10年走り続けてます。
特にトレイルランニングは山の中を走るので、心が浄化されるし、飲食物やレインウエアを携帯して走ると、サバイバル感が味わえるのが好きです。
幼少期から机に向かうより、体を動かすことが好きだった私。やはり大人になっても変わらず、こっちの方が好きなんでしょうね(笑)。
最近の楽しみ
それは走ってる途中に、必ずいつも同じ人とすれ違い、心の中で挨拶を交わす事です。
昨年次男が産まれてからは、2人の子どもが寝静まった夜9時頃から走り始めるようになりました。
コースは私が住んでいる団地を3周。その時間に走ると必ず私と反対周りで走っている彼と出会います。
そして走り終えると小さな公園でシュッシュッと高速シャドーボクシングをします。彼はボクサーなんでしょう。
すれ違い様は何も会釈せず(内気なので)、お互いに横目で黙視するのみ。
だけど、毎晩のように彼とすれ違い、顔を合わせ、心の中で「ちす」と挨拶を交わすことが、ちょっとした喜びとなっています(彼は何とも思っていないかもしれませんが・・・)。
ところで
狭い団地内のスーパーやコンビニで一度も会ったことありません。
しかし仮に出会ったとしても、そして彼も私のことを認知した様子が伺えたとしても、お互い黙視のみで、いつもの距離感でいるんだと思います。
皆が寝静まり始めている静かな団地の夜、日々すれ違うことで、互いのモチベーションになっていれば、嬉しい限りです(もう一度言います。彼は何とも思っていないかもしれません・・・)。
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