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独学保育士試験 私の勉強方法③(過去問の使い方)

今回は過去問の使い方をお話しします。

3つの出版社の過去問を購入し、解いておりました。
前回②でこの3つはリンク先を貼っていますのでまたご確認ください。

まず私がしたのは、テキストを読破。

その次に行ったのが翔泳社様から出ている過去問を解くことです。
テキストも同じく翔泳社から出ているものを選んでいたため解きやすかったのがポイントです。

が、ここで重要な点です!


①誤りの回答に線を聞く
②過去問は回答を見ながら解いていく
③5択ある問題をなぜその回答は正しいのか、誤りなのかを分かりやすく書き込む
④関係のある言葉を隙間に書き込む

これをしていました。
これは私の主人からの受験対策必勝法を聞いたものです。
主人はこういっていました、

過去問を全部覚えられたら試験にも合格する。

まずは過去問、次に過去問、最後にも過去問。

とりあえず、過去問が大切だと話していました。

では、一つずつ解説します。

①誤りの回答に線を引く、ですが、わかりやすく
平成31年 前期保育原理の問1で考えます。

  • A 保育所は、保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている。

  • B 保育における養護とは、子どもの生命の保持と情緒の安定を図るために主として看護師が行う治療や処置である。

  • C 保育における養護とは、そのための一定の時間を設けて、そこで行う援助や関わりである。

  • D 保育における養護とは、子どもの生命の保持と情緒の安定を図るために保護者に対する指導を行うことである。

  • E 保育所では、保育全体を通じて、養護に関するねらいや内容を踏まえた保育が展開されなければならない。

 これを

  • A 保育所は、保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている。

  • B 保育における養護とは、子どもの生命の保持と情緒の安定を図るために主として看護師が行う治療や処置である。

  • C 保育における養護とは、そのための一定の時間を設けて、そこで行う援助や関わりである。

  • D 保育における養護とは、子どもの生命の保持と情緒の安定を図るために保護者に対する指導を行うことである。

  • E 保育所では、保育全体を通じて、養護に関するねらいや内容を踏まえた保育が展開されなければならない。

こうします。

つまり、正しい選択しはそのままにして、誤りの選択肢のみ線を引く。
こうすると、ぱっと目に入った瞬間これは正しくない文章だから誤りのある点を探そう、と脳が切り替わります。

もしここで、考えている間に間違った知識を記憶してしまうとどうでしょうか。

次回似たような問題が出題されても正しいのはどっちだったか自信がなくなります。それを防ぐためにしています。

勉強時間は限られている、だからこそ効率のいい脳に叩き込む方法を利用したらいいのです。

2回目の時に書き込みをすると問題が解けない?

そんなことはありません、過去問は問題を解かなくてもいいのです。
本当にしたいこと、それは覚えること。
解くのは本試験の時だけ。
書き込みをする方が、より自分が書いた文字を覚えられ記憶に残りやすいのです。


②過去問は回答を見ながら解いていく
これは過去問の回答に対する解説文をよく読むということ。

過去問の文章よりも、解説文の方が大切です。
何なら、出版社によって同じ問題でも解説文が違うことがあります。
どの出版社も正しい区とを書いています。が、捉え方の尺度が違う時があるので、いろんな方面からの解説を見ておくことが、理解度が高まります。

その点でいうと、中央法規様の解説文は端的で簡潔。わかりやすかったです。その分文章の内容が難しく、???となることもありました。

その中で、わかってくること。それは、

過去問の制作者がやりたい、意図。ひっかけ部分、が分かってきます。
あ、これは基礎的なことを問われているな。

ここは、すごく似た内容だけど違う意味を表しているな。など。

特に問題の出題傾向も予測できます。

できたばかりの、こども家庭庁の条文、法改正が最近あった部分。
これも20問中1問出る可能性が、ほかの内容より高いと予測できます。

解きながら、制作者の意図に気づけるようになってきますよ。

③5択ある問題をなぜその回答は正しいのか、誤りなのかを分かりやすく書き込む

書きます、なぜなのかを。

これは人物名の問題や、法律の年号並べ替え問題の解きに活躍します。
間違っている、じゃあ正しいのは?を一目瞭然にできます。

これはすこし、話が飛びますが。私はテキスト、過去問以外のノートやルーズリーフをあまり利用しませんでした。
理由はたった一つ。いろんなところに書いても、見返しづらいから。

重要な分があったらノートに書き写す。ではなく、過去問にそのまま書き込めばいいじゃない。という感覚です。

だって、義務教育中のことを思い出してください。
教科書とノートと辞書と、机の上に開いたらもう空いてるスペースなんてないでしょう?むしろほんと本を重ね、見づらかったでしょう?

そんなことに労力使わなくていいやーってかんがえました。

④関係のある言葉を隙間に書き込む

これは応用になりますが、
過去問と全く同じ文章で出るのではなく、少しアレンジしたものが出てくるとしたら。
過去問近辺の内容を理解しておくに越したことはないでしょう?
ルソー、フレーベル、オーウェン、エレンケイ、コルチャック
人物名にそれぞれキーワードになる言葉がありますが、過去問にすべて載っているわけではない。あくまで、1部分だけ、不足のキーワードを書き込んでおきましょう。

これも、あなたが本気で保育士になりたいと思っているのなら、知識を得ようとして努力できることだと思います。



今回の記事はここまでにします。

今回は、過去問の使い方を今回お伝えしました。

本試験は解くことが重要。過去問は覚えることが重要。
同じ問題だけど、目的が違うので使い方も違ってきます。
ぜひ、参考にしてみてください。


では、次の記事で👍





こそこそお話、
さいきんタンポポ茶を飲み始めました。
ほうじ茶と麦茶を混ぜたような、不思議な味。
でも意外といけます( ´∀` )ぜひ飲んでみてください。

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