見出し画像

在宅介護への準備|病院編⑤

右肺は真っ白になっていたところが
放射線治療で気道が出てきたので
呼吸もちょっとはラクになったようでした

本当に良かった!

ちょっと落ち着いている間に
「自宅へ戻りますか」と主治医から話がありました

これには夫は頑張って良かった!と思ったようでした


今思えば、先がわからないので今のうちに自宅へと
考えてくれたのだと思います
それでも自宅へ帰れたのは良かったです


速攻でケアマネさんに連絡して準備したので
病院側の予定が間に合わないくらいでした

ゆっくりしてその間に進行して結局帰れないという事になったら
困ると思って…

病院側の予定としては
・酸素供給装置の機械の操作の仕方や酸素量
・機械が壊れたときの対処
・外出時の酸素ボンベの使い方
・シャワーの時の洗い方を実際やってみるなど


シャワー室に来て、看護婦さんがなかなか来ないので
結局先に勝手にやったけど
10分くらいで終わらせてとの事

けっこう覚えることが多くて
これ1人で大丈夫かなと心配でした
なんせぬけてるので


呼吸が楽になったとはいえ
相変わらず食べられない
体力が落ちて動けない

着替えも自分でするのは辛いようでした

この頃熱が良く出ていて
シャワーもほとんどできなかったので
体を拭いてもらっていたのですが

看護師さんだと着替えは自分でやらされる
それがきついので
私にやってくれという事で
毎日私が体を拭き、着替えをしてあげていました

それくらい体がきつかったのに
看護師さんには遠慮して言えなかったようです

けっこう冗談も言ってたから元気そうに見えたのでしょうか…
人手も足りなさそうだし

そんなことまで患者側が心配しなければいけないなんて
なんだかなぁ…と思ってました


体がきついうえに声も出にくくなっていて
聞き返すと「何度も言うと疲れるんだよ」とちょっと怒り気味
私も聞こえないと返事できないのでどうしようもなく…
看護師さんや先生が来た時に「すぐ怒るんですよー」と
冗談交じりに言ってました

それを気にしたみたいで
後からLINEで「甘えて無理言ってゴメン」と送ってくれました

私こそ苦しい中そりゃ文句も出るのに
そんなこと言ってゴメン!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?