まろやかツナサンドとじっくり煮込んだミネストローネ/本日のカフェに咲く一輪の花
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本日のメニューは
サンドイッチの定番ツナサンド
よくほぐしたツナに
溶かしたチーズを練り込み
まろやかな口あたりに仕上げました
隠し味にはわさび
きざみ玉ねぎ、キュウリとの
コントラストもお楽しみください
ミネストローネは
春採れの野菜をたくさん入れて
ブイヨンを使わずにじっくりと煮込み
野菜のおいしさを引き出しました
ツナサンド物語
(カフェ 光の庭は、たまにサンドイッチを愛する店長の独り言が聞こえます。おや?今日もニコニコしながら何かをつぶやいていますよ…)
ツナサンドは、私たちと海や大地とのつながりを、目に見えるかたちであらわしてくれるサンドイッチ…
ツナサンドというね、おいしく愛らしい一輪の花が咲いたのは1903年のアメリカなの
イタリア移民が食べていたイワシが乱獲でいなくなっちゃって、そこでビンナガマグロが注目されたんだけど、アメリカ人には油っこすぎたみたい…
1903年に西海岸でツナ缶が生まれて、働きはじめた女性たちが簡単に食べられておいしいツナサンドをつくるお店をはじめたんだって
1903年って、ライト兄弟の有人飛行が成功したり、ツール・ド・フランスが開催されたり、自動車のフォードが設立されたり、ロシアの東清鉄道が全線開通したり、バイクのハーレーダビッドソン第1号が完成したりした年みたい
人間が新しい土地に行く…そんな行動力がどんどん高くなって、技術も発展して、もっと働いて富を増やして、幸せな未来を夢見て…
そんなときだったのかなぁ。。
野菜が輝く春のミネストローネ
本場イタリアの野菜がクタクタになるまで煮込むミネストローネにならって、コンソメやトマト缶を使わず春の野菜をじっくりと煮込んだスープ…
新じゃがいも、新玉ねぎ、新にんじん。クタクタになるまで煮込むと濃厚な味が引き出されます。セロリやニンニクの共演、ズッキーニで彩りも鮮やかに、野菜がその本質を輝かせるまで丁寧に煮込みました。
おいしい塩、挽きたての香り高い黒胡椒、野菜やベーコンの旨味やコクと渾然一体となり、まったりやさしい味わいのスープです。
格別なカフェでのひととき
私たちは今の時代に生まれて、インターネットを介して時間も空間も超えて、世界中の人、文化、もの、歴史…あらゆるものと交流ができるようになりました。
豊かさを求め、もっともっとと働き、食事の時間も削っていたかつての時代。お手軽だったサンドイッチ。
今は豊かさが溢れ、ツナサンドひとつとってもバリエーションが豊富です。私たちはなんて楽しい時代に生きているのでしょう…
当店でもこれから様々なツナサンドが生まれる予定です。
サンドイッチが、皆様の格別なカフェでのひとときに喜びを与える、愛らしい一輪の花でありますことを願って…
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