ゲームボーイ Nintendo Switch Onlineとノスタルジーのこと

先日のニンテンドーダイレクトで、Nintendo Switch Online加入者特典としてゲームボーイとゲームボーイアドバンス(こちらは要追加パック)のソフトの追加が発表されました。

ソフトのラインナップもなかなか。追加予定を見てもコロコロカービィ!黄金の太陽!ゼルダのふしぎの木の実時空の章と大地の章!となります。

ところが早速テトリスを起動して画面いっぱいに権利表記が表示された瞬間、なんだか色んな記憶がパパッと頭の中に弾けて平静でいられなくなってしまいました。設定で昔っぽいフィルターと画面サイズを設定したので尚更です。その後6つの金貨やメイドインワリオをプレイしても動悸が激しくなってしまったので、一旦中断せざるを得なくなりました。

ファミコンやスーパーファミコンや64のゲームでこんな状態になったことは無いので、自分で思っていたよりもゲームボーイとゲームボーイアドバンスに思い入れがあったようです。

テトリスの権利表記画面を見た時に思い出したのは、団地に住んでいた頃、隣の一軒家に住んでいた母の友達、カヨコおばさんのことです。子ども無しで夫婦二人暮らしだったカヨコおばさんのところへは当時小学校の低学年だった自分一人でも割と頻繁に遊びに行っていて、そこにテトリスとテニスのソフトだけがあったのです。そのカートリッジを自分のゲームボーイに差して遊んだこと、テニスの得点表記が当時謎すぎた(15? 30? 40????)こと、その家に行くために通るコンクリートの斜面とフェンスの隙間。舗装されてない道。テトリスとドクターマリオだけは少しだけプレイしたりした母のこと。

元来私は秘密主義なので自分がプレイしているゲーム画面を誰かに見られるのも好きではありません(そのことに自分で気付いたのは最近ですが)。手元に自分だけのゲーム画面があり、ゲーム自体もそれほど大きくない携帯ゲームが私の性に合っているということなのでしょう。思い入れのあるゲーム機は大抵携帯機です。
据え置き機で一番好きなゲーム機はゲームキューブですが、あれも取っ手がついていて持ち運びやすいので広い意味で携帯機として捉えておきましょう。昔ゲームキューブの取っ手が大好きという記事を書いたけどどこにいったのかな。Google+と共に藻屑となって消えたかもしれません。

ワリオの顔が記憶よりヤバめ。

この手のゲームはどうしてもそうなってしまうし、そのためにプレイする側面もあると思うのですが、私はゲームをプレイする時にノスタルジーはノイズだなあと感じてしまいます。せっかく今はこのゲームと向き合おうとしているのに、俺の人生めプレイの邪魔をするんじゃないという気持ちです。

ということでゲームボーイは遊びたくても遊べなかったDT Lords of Genomesの配信を期待しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?