乾燥肌の排球は厳しい

注意)この文章内ではほんの少しですが、グロテスクな表現が含まれていますので、苦手な方はご遠慮ください。

皆さん突然ですが、「排球」って何か知ってますか?レシーブしてトスしてスパイクを打つ...バレーボールのことです。オリンピックの時期にテレビを映すとたまに見かけるのではないでしょうか?選手がボールを落とすまいと必死に走って飛び込んで、常識人からすればあっと驚くようなプレーを何度も見たと思います。そして感動や興奮を教えられたのではないでしょうか?

私は中高大合わせて7年間バレーボールをしておりますが、楽しくなるとみんな好プレーをたくさん出して、アドレナリンが高ぶったり。試合後に、小指がなんか痛いなーと思いお医者様に通うと、折れてますよ、とか。まぁ最後の一文はあるあるみたいなものですが、それでもバレーボールは楽しいものです。

さて、そんなバレーボールなのですが、タイトルからご存じの通り、乾燥肌の人にとっては、楽しい球技から、地獄のような血だらけの球技に様変わり。トスやスパイクを打つときなど、そのタイミングで指の先がパキパキと。あいつらの痛みは骨折やねん挫など一時的な痛みではないんです。一つパキっとなった瞬間、日々の生活に支障が出てしまうのです。手を洗うとき、自転車のブレーキを踏むとき、手袋をつけるとき、靴を履こうとして手を靴に伸ばそうとするとき、なんなら、テーピングをまくときも。すべての行動にジンジンが来ちゃいます。これで済むならまだよかったでしょう。部活をしているときは、指が割れた程度で休むには惜しいんです。骨折ならあきらめがつくのですが、パキパキならバレーボールはかろうじてできます。そしてバレーボールを続けてまたパキパキ。

こんな話をしておいて、まさか何の対策もしてないわけないよな?と思いますよね。もちろん対策はしてきました。

まず最初に、クリームを手に塗る。こうすることで手の湿度が保たれますね。さぁいざやってみよう。ダメなんです。ボールを触る瞬間に、ボールが手から水分を奪っていってしまうんです。なんとも悪逆非道なことか。

次に、手袋、軍手をする。こうすれば直接ボールから水分はとられない。確かにそうなんですが、バレーボールは意外と繊細なスポーツでして。ボールを触ることを許されるのはほんの一瞬のみ。その一瞬で、どれだけの力で、どの方向にと手を動かすんです。それが手袋をつけるとなると、不可能ではありませんが、時折ボールが滑って顔にぶつけたり。鼻がじんじんするやつですね。

調べに調べた私は、ある一つの方法を見つけました。それは、前日の寝る前に、手に大量のクリームを塗って、ポリ手袋を装着し、そのまま寝る。意外と簡単かと思いきや、手袋をしたとたん、手がもわんもわんします。そのもわんもわんを我慢しながら寝て、さぁ次の日。バレーボールをしようとしたとき、パキっていきました。

まぁここまで言っておいてなんですが、乾燥するのは冬限定と考えてもいいと思います。これからバレーボールしてみようかなとか思ってる人がもしいたら、冬は気を付けてくださいね。毎日クリームを塗ることが一番最善策だと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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