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慣性力

2h

高校の物理で遠心力や慣性力などを習うときに見かけの力という言い方をして習った。
が、当時は分かったような分かっていないようなという感じで、しっくりはきていなかった。慣性に関する問題をやるたびに「あれ、慣性ってなんだっけ?」ってなって前に戻るというループ

ただ、本日『考える力学』で慣性に関するところを学んだところ、スッキリする答えが載っていた!!!

見かけの力としていた慣性力は、慣性力が働く状況下ではニュートンの運動法則”ma=F”が成り立たないので、慣性力を式に加えてあたかも初めから成り立つかのように解くというものなのである。

だから、式を解くのに'便宜的’に置いているというもの。
高校の教科書だと下のように書いてある

合力Fのほかに、これと釣り合う力-maが働いていると考えれば、慣性の法則が成り立つとみなせる。この-maは慣性に基づく見かけの力で、慣性力という。

うーん、分かりにくい、、、
まあ、高校では座標系では考えないし、慣性系・非慣性系の話はメインではなされないから、そういう説明になってしまうのだろうけど何かしっくりこない。
もしかしたら自分が高校の時に勉強不足だっただけなのかもしれないけど

高校物理は、微積を使わなかったりなどより簡単に説明するためにという配慮がなされているが、それで物理の本質を省いてしまったら元も子もないのではないかなと思ってしまう

それも難しいのかなあ、、
何はともあれ、分かりやすい説明をしてくれた兵頭先生に感謝!!

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