ヤングケアラーを退学に追い込む鬼の棲む学び舎

日曜日の昼下がり妻とスーパーへ買い出し、食べ盛りの高校生を抱えてると食料品の量が1人では運べない。レジを通過すると妻がレジの係りの子と話し込んでいる。見たことあるな^と思いながら袋に食料品を詰め込む。
 妻に「知り合い?」と聞くと「三浦さんとこの長女よ」
「そうなんだ、高校生か?」
「土日バイトしているんだって、姉妹が6人いるから大変だと思うよ」
「お前も勤労学生で高校、大学自分で学費稼いでいたものな」
「うん、頑張れって応援しているの」

というやり取りがあって先日。
「三浦さんとこの長女、高校退学したんだって」
「どうして?」
「バイト禁止なのにバイトしてるって高校に通報されて停学処分になってバイトできなきゃ学業続けられないから退学したんだって」
「国はヤングケアラー対策をしてるって広報しているが県立高校で支援もしないまま停学処分、退学に追い込んだ訳か。鬼の棲む学び舎だな。妹はその高校の卒業生だが変わったのか。せめて県立定時制高校に転校とかの支援はできなかったのか。」
「創立80周年のキャッチフレーズが【永遠無窮 80年の思いをのせて未来に羽ばたく】でしたっけ、生徒から未来を奪ってなにが未来に羽ばたくだ」
「かわいそうよね、あと半年で卒業なのに」
「👹が観光の目玉の県だが人まで👹になるとはな」

停学処分の判子を押したA校長先生よ、うちの母校の校長には来ないでくれ。冷血漢に後輩を指導されたら迷惑だ。以上

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