恋愛論

恋愛とは、自己投影+転移(親の投影)+性欲(遺伝子交配)。+α 共同作業+シナジー効果。

似ているところの安心感と、似ていないところの憧れ。

※上の条件を満たし、かつ相手の存在に対する欠乏感の濃度が濃いほど激しい恋と言える。

相手の存在を求めていない(無関心)→相手の存在を求める欠乏感(恋、好き)→それでも相手の意思を尊重(愛、片想い状態)→相手が自分の意思で私のニーズに応えてくれる(恋の成就、嬉しい)→私と相手が互いのニーズに応え合う(恋の発展、シナジー効果)

恋と愛は両立する。だから「恋愛」という。

恋ではないもの: 相手の存在を(ほとんど)求めてない(無関心)のに、相手が私の意思に配慮や尊重をせずに一方的に行動してくる(迷惑、嫌い)。

愛ではないもの: 相手の存在を求めていない人が、相手の意思を尊重するのは簡単だが、それは愛ではない。

人間関係は、お互いが求め合っている状態が基本にある。人が人と関わりつつ、人に何も求めていない状態というのは非現実的である。したがって、人間関係はどれも広義の意味での恋であり、そこに愛があって成立している。恋愛感情の濃度が薄いか濃いかの違いなのである。

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