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英語教育系フリーランスの感じた〈こどもさん、大人さん共通〉英語学習のポイント③④⑤


さて前回から時がかなり経ってしまいましたが
きちんと書ききりたいので
後半をご覧ください🙇‍♀️

目次:
①フォニックスを甘く見ない
②ストレス(アクセント)への意識
③初音への集中癖
④文構造への慣れ
⑤文法の繰り返し

では早速③から〜

③初音への集中癖

これは英語と日本語における「文の語順」が逆であるために、なかなか気づけない、
だがしかし非常に重要なポイント。

特に質問・提案されるとき
1番最初の音(言葉)は《要は何を聞きたいの?》の第一ファクターなので
ここを聞き逃すとトンチンカンな答えになりかねません。
(こんな時、素直に相手に聞き直しましょう)

また、質問でなくとも
2番目、3番目も重要で
スラングになればなるほど
1番目にあたる主語は一瞬だったり、
省略されたりして、
どんどん大事なファクターが押し寄せます。
(かつては"待って、待って"と
言葉に溺れて無事◯亡、という自分がいいますw)

これは文構造が分かっていても
「日本語での聞き方のクセ」が身についているため
意識しないと難しいポイントでもありますね。

逆に言えば、《意識》一つで「聞き方」に慣れるといえますね。

④文構造(語順)への慣れ

これに慣れると
③にも効果を発揮しますが
やはり《語順》に慣れることが必須だと思います。

日本語を基に考えて
置き換えられる概念と
そうでないものがあります。

後者の一つが《語順の違い》。

基本形の

誰が→〜する→(〜を)→どこで→いつ

10才〜の子どもさんたちに伝えるときは
ハッキリとわかりやすく視覚的に伝え
繰り返し、繰り返し、折に触れては何度も伝えます。

「そういうものなんだよ」
「それが外国語を学ぶ一つの面白さ(難解さ)」

としてガイドしていきます🦮

受け入れられる感覚があると
外国語学習は更に先に進めます。

⑤文法の繰り返し(反復練習)

最後は文法の反復練習。
なんとも夢のないポイントで
申し訳ないのですが
受験勉強のように取り組むのではなく

例えば

Would you like some tea?
(お茶いかが?)

これを教えるとすると
シンプルな「名詞部分」の置き換えでいいので
何度も自分で文をつくって
発話するように促したり
書いてもらうようにします。

シンプルな文を何度も《自分で》作って
自分のものにしていく作業、
それが
「反復練習」です。

そんなに難しくしなくていいんです。
言語の学習は【長い旅】。

だから、使えて理解することをゴールにして
いかにシンプルで自分がやりやすいかが
一番大切なポイントだったりするかもしれませんね。

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