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日本プロ野球㉙(パ・リーグクライマックスシリーズ1stシリーズを予想する)

クライマックスシリーズファーストシリーズが、10月12日(土)からセ・パともに始まります。
昨日に引き続き、パ・リーグのファーストシリーズがどのような結果になるのか予想してみます。

ファイターズvsマリーンズの今シーズン

まずはファイターズとマリーンズの、今シーズンの結果をおさらいしておきましょう。

2位 ファイターズ 75勝60敗8分 .556
3位 マリーンズ  71勝66敗6分 .518

2位ファイターズと3位マリーンズのゲーム差は5.0ありました。
今年のパ・リーグはホークスが独走状態でした。開幕3シリーズ目ぐらいから首位に立ち、その後、一回も首位の座を譲ることなく独走状態でした。
FAで山川選手が加入したことで、
3番柳田選手-4番山川選手-5番近藤選手
というとんでもない打線ができました。
ホークス以外のチームはどうすることもできませんでした。
そんななか、2年連続の最下位だったファイターズが躍進しました。
ファイターズの野球はとにかくおもしろいです。テレビ中継でもぐっと見入ってしまいます。これがエスコンフィールドで観戦できたらもっとおもしろいんだろうなと想像できます。
何がそんなに惹きつけるのか。うまく説明することはできませんが、選手が心の底から野球を楽しんでいるなということが伝わってきます。
その思いが相手チームにも伝わるのでしょうか。いつのまにかファイターズの野球に球場全体が包み込まれているような雰囲気になります。
もちろん、選手個々の成長もあったと思います。外国人野手2人の活躍もありました。ただ、チーム全体の雰囲気という要素もあったと思います。

一方のマリーンズ。
常にAクラスは死守していましたが、これという強い核のようなものはありませんでした。連勝、連敗で行ったり来たりというシーズンでした。
ライオンズに21勝4敗と17の勝ち越しをしたことがクライマックスシリーズに進出できた最も大きな要因でしょう。

チームの勢いとしてファイターズが圧倒的に有利だと思われます。

ファイターズとマリーンズの対戦成績

次に、両チームの対戦成績です。

ファイターズ 18勝-6勝 マリーンズ
         1分

ファイターズが12も勝ち越しています。
やはりファイターズが有利です。


両チームのスタッツ

さらに両チームの得失点など細かい数字を見てみましょう

   ファイターズ  マリーンズ
得点   532      493
失点   485      495
本塁打  111        75
盗塁     91        64
打率   .245        .248
防御率  2.94        3.17
失策      75             71

打率が3厘、失策が4つ、
マリーンズが上回っています。
しかしそれ以外の数字はすべてファイターズが上です。

チームの総合力から見てもファイターズがファイナルに進出する可能性がますます大きくなってきました。


両チームの主な先発投手

最後に、両チームの主な先発投手を見てみましょう

(ファイターズ)
伊藤投手   26試合14勝5敗 2.65
山﨑投手   24試合10勝6敗 3.17
加藤投手   27試合10勝9敗 2.70
金村投手   29試合7勝6敗   2.38

伊藤大海投手が大エースとして成長しました。日本球界屈指の投手です。投げっぷりにほれぼれします。
そしてバファローズからFAで加入した山﨑福也投手。この2枚看板は強力です。

(マリーンズ)
小島投手  25試合12勝10敗 3.58
種市投手  23試合7勝8敗     3.05
西野投手  20試合9勝8敗     3.24
佐々木投手 18試合10勝5敗   2.35

小島投手、種市投手、西野投手が1シーズン、ローテーションをしっかりと守りました。しかし3投手とも防御率は3点台です。あともう少しというところでしょうか。

ファイナルシリーズに進むのはどちらのチームか?

圧倒的にファイターズです。
マリーンズは小島投手と佐々木朗希投手で2勝するしかありません。
しかし、両投手だけで勝ち切ることは非常に難しそうです。
今シーズンのパ・リーグはファイターズが楽しませてくれました。
最後もファイターズがやってくれるでしょう。

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