ドMになったきっかけ(その1)

だいぶ前だが、当時の彼女との営みにマンネリを感じていた。と言うのも僕からの一方的な責めによるつまらないワンパターンになっていたからだ。何かお願いしても、愛のない「男はこれをやれば気持ちいいんでしょ?」くらいのつまらない責め方。当然、気持ち良くない。なんとなく僕は感じているフリをするだけ。
そんな彼女とお別れしてから風俗に何回か行くようになる。

色んなタイプに通ってみたが、大体のお姉さんたちに共通するのは"例え嘘でも気持ちよさそうな声や仕草をしてくれる"ことだった。
お姉さんたちは演技なのかは分からない。けどこっちまで気分が上がり、最後に僕は満足して帰ることが出来る。
途中から僕も「嘘でも感じているフリをしよう」と意識していた。

元々は息子しか感じなかった僕が、だんだんと他の所も感じるようになったある日、運命的なお店に出会う。

続く

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