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困ったときの神頼み!

今年も一年間「人」に悩まされた年になりました。


一月に一名怪我をして三月まで休みました。

四月五月は五人そろって仕事が出来ましたが、

六月から一名別の者が休みその後退社。

九月になり以前怪我をした者がまた怪我で休んでいまだに

休んだままです。


五人の零細製造業者にとってはかなりの痛手でした。

もちろんコロナの影響もあるわけですからそりゃもう

毎日が地獄のような日々を過ごしました。


私は三十歳の時にこちらへ帰ってきて仕事をやるようになったのですが、

その時も違った意味で人の問題は抱えていました。

詳しいことはまた別の機会で話すことにします。


こんな一年でしたが良かったことももちろんありました。


私の会社では2019年2月より外国人技能実習生(中国人)の方を2名

受け入れました。

上記で書いた退社したのは実習生になります。

実習生についての詳しい話も別の機会に話します。


ということで九月からは残り三人のうち一人は私の母になりますので

実習生と私の実質二人で工場を回していくことになりました。


言葉に言い表せないくらいかなり大変な状況です。

私も当然休みもなく工場現場での仕事が朝六時から夜九時までがほぼ毎日で

その後に経営者としての仕事をやるような日々でした。


しかし、神様っているのですね。


ひとりの実習生がとにかく私の仕事だけではなく

色々な事をカバーして助けてくれました。


とかく外国人技能実習生については色んな問題が

あることは私もわかってはいますが

当社にとっては「神」でした。


もちろん実習生に頼ること自体が

この制度の本質とは違うことは百も承知です。


しかし当社のような会社ではなかなか日本人を雇うことが

出来ないことも事実です。


そんな状況を救ってくれたのが実習生の彼でした。

本当に人の有難みを実感しました。


十二月二十二日に新しい実習生が来日しています。

今は隔離期間と研修ですが一か月後には

一緒に働くことになっています。


来年には少し明るい希望も見えてきた貧乏社長でした。





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