見出し画像

SAND 南北コリア研究所よりご挨拶

はじめまして。SAND南北コリア研究所です。

2017年に韓国で社団法人として設立された朝鮮半島情勢を研究するシンクタンクです。このたび日本の支局設立およびnoteを開始する運びとなりました。

我々が手掛ける

「SAND南北コリア研究所マガジン」

は、本研究所が数年に渡り韓国で取り組んできた北朝鮮情勢ニュースレターの日本語版です。

毎回、同所のチェ・ギョンヒ所長(東京大学博士)やキム・ミョンソン氏(元朝鮮日報記者)らの寄稿はもちろん、韓国の各大学・研究機関の北朝鮮関係者が毎回濃厚な原稿を寄せています。

ではこのコンテンツが、既存の日本での北朝鮮情報と違う点は何なのか。以下の3点です。

  1. 韓国専門家の北朝鮮の見方が最も濃く凝縮されたマガジン

  2. 北朝鮮ニュースの理解度が高まるマガジン(北朝鮮の基本理解含む)

  3. 北朝鮮の内情が脱北者のコメントによって分かるマガジン

所長のチェ・ギョンヒ博士は脱北後、01年に韓国に入国。05年からは周囲の勧めもあり日本で留学生活を送ります。苦学の末に東京大学で「北朝鮮における首領権力の生成とメカニズム」で政治学博士号を取得。韓国の漢陽大学現代韓国研究所研究委員を務めた後、2017年に(社)SAND研究所(South and North Development Institute)※を設立。現在は同書所長の他、中国・天津大学客員教授、韓国政府民主平和統一諮問会議の常任委員を務めます。

キム・ミョンソン記者は脱北後、02年に韓国入り。2013年から韓国有力紙「朝鮮日報」で政治部記者として長らく活躍しました。2018年には長年の活動を認められ『韓半島の人権と統一のための弁護士の会(韓変)』が授与する第5回「北朝鮮人権賞」を受賞しています。延世大学行政大学院国際学修士。

そして日本支局長は吉崎英治。いま、この文章を書いています。大阪外大(現大阪大外国語学部)朝鮮語科卒。翻訳書に「金正日最後の賭け」(09年ランダムハウス講談社)があるほか、ペンネーム「吉崎エイジーニョ」名義で2023年にTBS「ひるおび」出演歴があります。北朝鮮サッカーについて解説しました。学部時代の教授から教え「キミたちの研究エリアの50%は北朝鮮だからそこのところ忘れないように」を大切にしており、今回は念願叶っての活動開始となります。韓国研究陣の玉稿、正確に分かりやすく訳していきます。

では、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

※日本での呼称は「SAND南北コリア研究所」です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?