ぐっすり眠れる「Kindle ペーパーホワイト」という睡眠薬
本を流行らせたい、という活動をはじめました。
本を読んでほしい。
では、そもそもなぜ本を読むのでしょう。
知識や情報を得られるから。
いろんな視点を学べるから。
表現力や語彙力がつくから。
活字を読まないといられないから。
いろいろあるでしょう。
でも私にとっては上記のどれもしっくりこない。
私が本を読む一番の理由は
「とてもよく眠れるから」
です。
「Kindleペーパーホワイト」
という端末を手にして以来、
私(編集者)はそう考えるようになりました。
動画、映画、ネット記事、テレビ、ゲーム…
面白いコンテンツ、ためになるコンテンツは「本」以外にもいっぱいある。
でも健康的に眠らせてくれるコンテンツは「本」、
いや中でも「Kindleペーパーホワイト」以外にないと思うのです。
詳しい技術はわかりません。
ただ、
このKindleペーパーホワイトという端末は、
画面がびかびかのブルーライトではなく、なんかぼんやりと淡く光るコピー用紙のような風合いであるため、ベッドに入って、ただ文字を追っているだけで、きゅーんと脳が停止して、その結果99%寝落ちできるんです。
映画を見ながら、ゲームをしながら、スマホでSNSを見ながら。
もちろん、寝落ちにもいろんな型があります。
でもその内容や展開によっては、逆に興奮して眠れなくなることだってあるでしょう。
一方、Kindleペーパーホワイトはもはや「寝落ち専用機」といってもいいです。
紙の本と違って、重くないし、ページめくらなくていいし、なにより最後に部屋の電気を消さなくてもいい。
備わっているすべての機能が、まさに「眠るため」に研ぎ澄まされているのです。
私は元々、夜よく眠れない人間でした。
人間、眠る前というのは、さまざまな考えが頭をめぐります。
明日の不安、今日の後悔、昨日の失望。
それらを脳内から追い出すために現代人である私がどうするかいえば、それはとにかくスマホを開き、ブルーライトを顔面に浴びながら、コンビニで買える糖質の低い菓子パンランキングトップ10みたいな記事を読んでますます覚醒し、ようやく眠れたとしても、夜中にトイレで起き出し、戻るなり時計を見るためにスマホを開き、つい指がツイッターにすべり、インスタに飛び、気づけば明け方みたいな日常を送っていたのです。
それがですよ。
Kindleペーパーホワイトがあれば、寝落ちできるんです。
わかりますか。おぼろげな光に浮かんだ活字を目で追う。これほど、眠くなる行動ってないと思いませんか。常人なら30分も耐えられませんよ。本の内容は面白くたって、つまらなくたってどっちだっていいんです。どっちにしたって、ちゃんと意識が途切れる。
夜中にトイレで起きたってKindleペーパーホワイトがあれば大丈夫。数ページ読めばまたすぐ眠れます。
私はこのやり方で、私はカラマーゾフの兄弟シリーズを通読し、百年の孤独を読破しました。内容はまったく覚えてませんが。
だからもう、
Amazon様には申し訳ないのですが
御社のKindleペーパーホワイトは、
何冊も本を持ち運べますとか防水だから風呂で読めますとかをそういうのを売りにするのではなく、
「超眠れる」
を売りにすべきだと私は提言します。
日々あまりよく眠れない、熟睡できない人はぜひ試してみてください。
あ、ちなみに私はプライムデーかなんかで買ったので、
このKindle ペーパーホワイトを1万円前後の値段で買ったような…記憶があります。広告も出るし、容量の小さいモデルです。
いまはどうなんだろう。
あえてリンクとかはったりしませんので、みなさまよきタイミングでお試しください。
(画像提供:iStock.com/Giakita)
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