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あたらぼ研究員インタビュー企画:第3 弾 Mirroさん「夫婦揃ってフリーランスへ!」

本日のお相手はイタリア在住16年、きっかけは国際結婚でこちらにいらしたMirroさんです。現在住んでいるミラノの魅力は「周りの人がとにかく優しい」とのこと。

インタビューといいつつ、私もいっぱいしゃべってしまった1時間。さてどんなことが聞けたでしょうか?

いまイタリア・ミラノに住んでいらっしゃる

サンチェス:イタリアにもう長く住んでいらっしゃるとのことですが、どういった経緯でいらしたんですか?

Mirroさん:国際結婚です!まずこちらに来て、合わなかったらいつでも帰れるなと考えていたんですが、気がついたらもう何年も(笑)

サ:海外生活あるあるですね(笑)

M:メインは学校事務として働いています。ただ、けっこうタフな仕事なんですね。年金生活に入るまでここで働く?と考えると、あまり現実的には考えられなくて。また、コロナ・パンデミックの際は学校を守ることに精一杯で、家族を顧みることができなかったんです。夫と子どもには申し訳ないことしたなと。

そして、家族を犠牲した割に本当に稼げているのか、改めて検討したんです。結果、自分本位で働こうと決心しました。教育関係者だった夫もなんと同時期にフリーランス化を決意してしまいました。夫婦揃ってフリーランスを決断するってすごくないですか?

イタリアって、日本と似ていて正規雇用につくのが難しいところがあるんです。それを放り出して二人でフリーランスに進んでしまうというのもチャレンジなんですが、やっぱり「ナチュラルに働きたい」な、と。

ベースは、グラフィックデザイン・リモート事務・書き起こし・会報誌作成などで仕事を取っていこうと考えています。

研究員制度を知ったきっかけ

サ:研究員制度はどこで知りましたか?

M:ロックダウン以前から、ランサーズには登録していたんです。そのお知らせメールの中に、第1期のアワードのことがありました。それを視聴したのがきっかけです。

「受賞した方偉いな」と感じて、多分若い方ばかり応募するのかなとも思ったのですが、応募しました。そうしたら通っちゃった!

自主企画について

サ:取り組んでいる自主企画について教えてください。
M:
現在就いている職からのフェードアウト、そして個人事業主としての自立がテーマです。

半年ある研究員制度の間に、個人事業主になるための過程を進め、終わる頃には独立したいです。スキルパッケージもやってみたいですね。イタリア語関連でパッケージ作ってネイティブの旦那にやってもらう、、、といった形も目指したい。「外国人に質問したい人いる?」のような。

あとは、ちょっとややこしいんですけど、こんな事もやってみたいんです。
例えば現地に来たら、現地の人とおしゃべりしたい人って多いんですね。ただ、通訳で仕事受けても、そういう依頼は当初からはないんです。直で話してみたいけど、ちょっと恥ずかしいというか。そんなとき「隣りにいます。困ったらサポートしますよ。」みたいなパッケージ、できないかな~と感じます。

潜在的な需要があるって分かるんだけど、でもそういったものを望む人って、自分の望むことをよく分かってないのがネックなんですね。他にも「(大雑把にこの地域を)観光したい」と言って来るのだけど、実際に来てみたら「この店のこの職人と話したい」とか「特定のこのお城だけ見たい」とか。少し難しいんですが、こういったところをサポートしてあげたい。

サ:すごくよくわかります。その気持ち。

研究員として。その先。

サ:研究員でのゴール地点について教えてください。
M:当面のゴールである、「独立」に関してワクワクはしています。でも、まず会計士見つけなきゃいけないし、自力じゃ難しいところが多いです。1人でやっていくには手続きが多すぎます。いくつかの会計事務所にコンタクトとって、自分に合う会計士を見つけられるよう、動いています。

サ:この3ヶ月間でおもしろいなって思ったことありますか?
M:ランサーズハックでやってた シモカタさんの講座を受けてみました。とてもおもしろかったです。

noteも研究員制度が始まったのと同時に書き始めてみました。これまで仕事の関係上、手を出せていなかったSNSにも着手していきます。Twitter、note、Slackがメインになりそうですね。

そうそう実はアート部にも夏祭りを見て入部しました。ブレンダーを手はじめに、いろいろ試しています。こういった機会はすごく貴重だなと感じています。

研究員を眺めていても、プログラミングしながら農作業してる方もいて。おーこういう人もいるんだな!と。

Mirroさんにとって「働く」とは

サ:最後の質問です。働くってなんだと思いますか

M:報酬が発生してもしなくても「仕事」は「仕事」。生きてる間に何ができるかで評価されるんじゃないかと感じています。

美大を卒業しているんですが、もうずーっと手を動かして生きて行くんだろうなという予感はあって。労働を労働と感じない働き方を少し追求していきたいなと考えています。フリーランスという手法で、自分の人間性をもっともっと出していきたいですね。

まとめ

そこぬけに明るいMirroさん。おなじ海外在住ということで、インタビューお構いなしにわいわいとしゃべってしまいました。

夫婦揃ってのフリーランスチャレンジとなるMirroさん。ぜひぜひ頑張っていただきたいところです。応援してます!


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