露(芋の葉の露)      649-1/21Ⅳ

 朝、洗濯物を干しているとき、細かい露がたくさん里芋の葉についているのを見つけた。葉の窪みに溜まって大粒になった露は雨上がりによく見る。ひんやりした朝の露は秋の深まりの現れだ。
     芋の葉の露静かなり物干し場  暦
 芋と露だと季重なりか。芋の葉も季語になるのだろうかと思い探したら、「芋の葉の露」というのが、七夕の子季語にあった。

七夕の朝は稲や芋の葉の露を集めて墨をすり、七夕竹に吊るす色紙や短冊を書いた。

 なんだかまったく違う意味になった。とは言え、そんな季語があることを知りなんだか嬉しい。当初の趣旨は露である。


異存・難色の発声(4回でアウト)
 

 ボール3でセーフだった。
 きょうの日の出時刻はきのうより1分遅くなり、日の入り時刻はきのうより1分早くなった。日の長さは、夏至から2時間27分短くなった。比較はすべて分単位である。

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