夏の風・雲の峰      633-5/21Ⅳ

     たて衿を引く力抜き夏の風  暦
 たて衿付けは足の指に挟んで布を引っ張る。前にやったときは足がつった。今回は日頃の鍛錬の賜物かスムーズにできた。これは喜ばしいことである。ど素人ながら、この動作は玄人っぽい。自分の体を道具にするところがいいと思う。
 ところで、きのう詠んだ「岩山の如聳え立つ夏の雲」のことは、雲の峰と言うのだと知った。

雲の峰
盛夏、聳え立つ山並みのようにわき立つ雲。積乱雲。夏といえば入道雲であり、夏の代名詞である。強い日差しを受けて発生する激しい上昇気流により、巨大な積雲に成長して行く。地方により坂東太郎・丹波太郎・信濃太郎・石見太郎・安達太郎・比古太郎などとよばれる。

きごさい歳時記

ということなので、きのうの句(?)は、ただ雲の峰と言っただけのことであった。言いたいことが一言で言えるのはすごいと思った。そして多くの人があの雲に対して同じことを考えているのだとわかった。雲の峰というのは、峰の上の雲で、雲がかかっている峰のことだと勝手に解釈していた。あの雲を見て、もう一つ感じたことがあったので詠み直してみた。
     塩の山浮かびて高し雲の峰  暦


異存・難色の発声(4回でアウト)

 ボール1でセーフだった。
 きょうの日の出時刻はきのうより1分遅くなり,日の入り時刻はきのうと同じだった。日の長さは,夏至から6分短くなった。比較はすべて分単位である。

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