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#105「火花が散る瞬間」

働く理由は明確ですか?
才能を最大化するマネジメント参謀です。

MISSION / 岩田松雄氏

本日は、
元スターバックスジャパンの岩田社長が【働く目的】を提唱する一冊です。

働く目的は明確ですか?

働く目的が明確だと、人生はより素晴らしいものになりますよね。
そして、会社では、そのことをミッションと表現します。
集まった仲間と一緒にミッションを実現できると、ステキな時間が過ごせますよね。

そんなミッションを体現する瞬間とはどういう時でしょうか。

スターバックスは、1996年に日本に上陸してからもう26年経過しますが、今もファンを虜にする人気のコーヒーショップですよね。その秘密は「サードプレス」と自宅と職場と第三の場所と明確に表現するコンセプトが明確だからこそ、他のコーヒーショップとの差別化に成功してます。そのコンセプトを支えているものは、もちろん、スターバックスのミッション。

人々の心を豊かで活力あるものにするためにーーー
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミニティから

スターバックスのミッション

このミッションに対して、具体的には、

「すてきな空間で、おいしいコーヒーを飲みたいと」という明確な意志を持っています。オーダーをお受けしてお金を受け取り、でき上がった最高のコーヒーを、自信を持って笑顔でお渡しする瞬間に火花が散っている。

この言葉を聞いた時、すーっとスターバックスの魅力が伝わってきました。
確かに、ステキなバリスタさんが手渡してくれるコーヒーは、心が温まる瞬間ですよね。中には、メッセージやイラストを書いて下さり、感激してしまうこともあります。

岩田社長は、

自分はなぜ働くのか
自分は何のために働くのか
私たちは人々のお腹を満たしているのではない。
心を満たしているのだ。
ミッションさえしっかりしていれば、よいビジョンが描け、
強いパッションは自然と湧き上がってくるはずです。

そして、本書より気になった箇所を紹介させて頂きます。

◆ 人々の心を豊かで活力あるものにするためにコーヒーを売っている。
つまり、コーヒーが手段で、人々の心の豊かさ、活力が目的。

◆ ミッションを徹底教育したあとは、権限移譲(エンパワメント)をして、その実現のための自主性と創造性を発揮してもらうこと。これこそが、スターバックスの接客の核心なのです。

◆ 本当に大切なのは、「なぜそうするのか?」を、しっかり理解してもらうこと。あるいは、常に自問自答することです。

◆ 必要なのは、どうするべきかというミッションを考え、それを自分の言葉で周囲に納得してもらう人間性なのです。

ミッションの大切さをヒシヒシと伝わってきます。
そして、ミッションを作る上で大切な7ヒントがありますが、
今回は、3つに絞って解説させて頂きます。

ヒント1【働き方ではなく、働く目的を考える】
大切なのは、世の中をよくするために、心の底からわき出てくる使命感です。人の価値は決して肩書きや預金残高で決まるわけではない。

「人間は努力する限り悩むものだ。」(ゲーテ)

正直、働く目的は簡単に見つからないと思います。
だから、いっぱいいっぱい自分の過去から、未来へと書き出すことによって、見つけるしかありません。私もこうやってブログを書いたり、毎日実践結果を書き続けることによって、必死に必死に見つけている最中です。しかし、心の底からわき出てくる使命感が見つかれば、きっと人生は色鮮やかなものになりますね!根気を持って、見つけてください。

ヒント2【自分、ミッション、会社は三位一体で成長する】
スターバックスを創業したハワード・シュルツも、最初から人々の心を豊かにしたいと思っていたわけではなくて、エスプレッソコーヒーに魅せられて、スターバックスに参加します。会社の成長とともに、大きなミッションを構築していった。

ミッションは決して諦めることはなく、自身のレベルアップとともに、研ぎ澄ませていこう!

ヒント4【3つの輪は何かを考える】
◆ 情熱を持って取り組めること→ 好きなこと
◆ 世界一になれることー   → 得意なこと
◆ 経済的原動力になるもの  → 何か人のためになること

やはり、自分が好きなこと、得意なこと、人のためになること。
この三つが三位一体にならない限り、ミッションは達成できないと思います。
好きなこと、得意なこと、人のためになることをぜひ、意識してみてください。

<まとめ>

充実した仕事生活、そして人生謳歌するためにも、
ミッションは欠かせません。ミッションの探索は暗いトンネルに入るかもしれませんが、出口にはきっと光が差し込みます。ぜひ見つけてみてください。

では、あなただけの「火花が散る瞬間」を見つけてください。
最後までご覧下さり、誠にありがとうございました。

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