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ポケモンスリープ 育成のすすめ(発展編)

全文無料のお布施式です。

おはこんハロチャオ、さーなです。
前回の記事が思ったより読まれていて正直驚いているのですが、みなさんの役に立っているのならなによりです。

さて、Pokemon Sleepリリースから早くも1ヶ月が経過しました。みなさんはよく眠れているでしょうか?さーなはポケモンWCSとRTA in Japanに生活リズムを破壊されてからなかなか戻せずにいます。

さすがに1ヶ月も経つとさまざまな知見が共有されて情報の質も上がってきていますので、この記事でいろいろとまとめていこうと思います。前回記事の内容も基本的な情報としてまあそこまで間違っていないので先にご一読ください。


いろいろな前提知識

この章ではまず、育成に際して知っておいた方がいい内容についてひとつずつ説明していきます。
この節の↓の内容は細かい説教みたいになったので必要ない人や時間のない人はここは読み飛ばして記事内の太字の部分だけ読んでくれればいいです。


このゲームにおける育成はなかなかにコストがかかり、かつゲームの進行が非常にゆっくりなため間違った育成によるロスが大きくなってしまいます(もちろん、そもそもロスが〜とか考えるようなゲームではないことは何度でも言います)。
なおかつ手に入るポケモンのランダム性も高く、入手機会も限られるため人によってどのような育成をすればいいかが大きく異なり、柔軟性が求められます。
ではその柔軟さはなにを基準にすればいいかというと、やはり基礎知識なわけです。
情報によるアドバンテージは大きいです。知見を共有すれば転ばぬ先の杖となるわけですね。人間はそうやって進歩してきました。

というわけで前置きが長くなりましたがいろいろな前提知識を解説していきます。

なお、この記事内のデータ(特に、具体的な数値)のほとんどは以下のサイトからの引用です。
いつもお世話になっています。



料理ときのみ、どちらが重要?

ポケモンには「きのみタイプ」「食材タイプ」「スキルタイプ」の3種のタイプが存在することは前回の記事でも説明しましたが、編成のバランスを考える上できのみや料理の重要度を知ることはかなり大事だと思います。

結論から言うと、現状は圧倒的にきのみの方がカビゴン育成への関与度が高いです。
カビゴンの好きなきのみと一致するきのみタイプのポケモンを2匹入れたチームで1週間欠かさずキャンプ込み鍋満タンの料理を作り続けた結果、きのみによるエナジーが料理エナジーの倍程度になるくらいには高いです。

料理大成功なし、下画像のチーム(好みはクラボのみ)でこのくらいの比率

ただし、今後鍋の容量や料理のレベルが上がってくるとわからなくなってくるかもしれない(料理レベル20前後で+40%のボーナスがつくことを確認しています)ため、しっかりとレシピ料理を作ってレベリングを進めていくことも大事だと思います。

食材3きのみ2がバランス良さげ


カビゴンの好きなきのみ

これはフィールドによって異なるということが確認されています。
具体的には、
・ワカクサ本島ではすべてランダム
・シアンの砂浜ではオレン、モモン、シーヤ
・トープ洞窟ではヒメリ、フィラ、オボン

がカビゴンの好きなきのみとして設定されているようです。ワカクサ本島以外では3種類は固定だというわけですね。
つまり、シアンやトープではきのみの種類に振り回されることなく固定のチームで居座り続けられるということにもなります。特定のポケモンを育成することによってどんどんカビゴンの育成効率を上げていけるという寸法ですね。

また、ポケモンは原作におけるタイプごとに持ってくるきのみが設定されているというのも覚えておくといいかもしれません(ほのおタイプならヒメリ、みずタイプならオレン、のような感じ)。

ワカクサでは急に無理難題を吹っかけられることがある(ヤチェはドラゴンタイプのきのみ、現状ドラゴンタイプはチルタリスしかいない)


性格とサブスキル

ポケモンの個性のうち、直接数値や効率に関わってくる重要な部分です。あるポケモンを育成すべきか否か、ということを考える時に参考にすべき情報がいろいろとあります。

まず性格についてです。最初に個人的に上がっていてほしいステータスと下がってほしくないステータスを順に並べておきます。

・上がっていてほしい
おてつだいスピード>>>>食材おてつだい確率、メインスキル発生確率>>げんき回復量、EXP獲得量

・下がってほしくない
げんき回復量、おてつだいスピード>>>>>>>>メインスキル発生確率>食材おてつだい確率>EXP獲得量

説明しますと、まず私はおてつだいスピード至上主義者です。おてつだいスピードさえ早ければあとはなんでもいいとすら思っています。なのでおてつだいスピードは上がってほしいし、下がってほしくないです。

次いでげんき回復量についてですが、これは上がる必要は特にないが下がってほしくはないという評価です。なぜかといいますと、げんきの残量に応じておてつだいスピードが変動するという説が濃厚になっているからです。性格によるステータス補正は上昇1.2倍/下降0.8倍といわれています。つまり、げんき回復量が下がる性格だとスコア100点の睡眠で80しかげんきを回復できない計算になります。これでは力尽きるのが早くなってしまいおてつだい効率が下がってしまいますね。よろしくないです。下がってほしくないですね。
ただし、げんき回復ボーナスのサブスキルによってある程度カバー可能ということは補足しておきます。

8/27追記
げんき残量とおてつだいスピードに関する有力な調査結果が見つかったので紹介しておきます。

このツイートによると、ステータス画面に表示されている「おてつだい時間」はやはりげんきがゼロの場合の効率であり、そこからげんきが20%増える事に効率の倍数に0.3が加算されていくということのようです。
他の方の調査も似たような結果になったということでかなり信頼のおけるデータだと思います。
(追記終)


食材おてつだい確率とメインスキル発生確率についてはポケモンによるとしか言いようがないです。食材タイプのポケモンなら食材おてつだい確率は下がってほしくなく、むしろ上がっていると嬉しいものだといえます。また、メインスキル発生確率は他に比べて優先度は落ちますが食材ゲットやエナジーチャージMなどの重要なスキルの回転率が上がると考えるとまあ悪くはないかもしれません。

EXP獲得量は下がってしまって問題ないと思っています。100点睡眠で得られるEXPは100ですが、これが80になったとしてもアメ1個分弱しか損していません。もちろん積もり積もれば大きな差にはなりますが、そこまで積もればアメもたくさん手に入っているはずなので大差ないかと思います。


海外の方なので英語になりますが、以下のツイートも参考にしてみてください。

自分はこの内容に概ね同意です。
日本語で簡潔にまとめたツイートは以下です。

総合して考えると、おてつだいスピードが上がってEXP獲得量が下がる、ゆうかんが汎用的に最高の性格といえるでしょう。
困ったら無補正性格もいいと思います。

他が微妙でもゆうかんならall ok
愛と勇気だけが友達さ


次にサブスキルについてです。
サブスキルには大別して以下の種別が存在します。
・おてつだい系(おてつだいスピードS/M、おてつだいボーナス)
・食材確率S/M
・スキル系(スキル発生確率S/M、スキルレベルアップS/M)

・所持数アップS/M/L
・ボーナス系(睡眠EXP/リサーチEXP/ゆめのかけら/げんき回復ボーナス)
・きのみの数

太字にしたものは比較的重要だと思っているものです。順に説明します。

・おてつだい系(おてつだいスピードS/M、おてつだいボーナス)
おてつだいスピードは絶対的なものなので上がれば上がるほど良い
です。おてつだいボーナスは神スキル。

・食材確率S/M
これはタイプによって重要度が大きく異なるスキルです。食材タイプはこれが付くと嬉しいですが、きのみタイプは逆に付いて欲しくないです(収集効率の悪い食材を拾ってきて欲しくないため)。

明記されていないが上昇率はSで18%、Mで36%らしい


・スキル系(スキル発生確率S/M、スキルレベルアップS/M)
可もなく不可もなく。付いてて困ることがない良いスキルです。例外的に、スキルタイプのポケモンはこれが付けばつくほど嬉しいとされています。
リソースに困らなくなったらスキルレベルアップはいらない子になりそうですがそんな日は来るのだろうか。

こちらもS18%、M36%


※スキル率系のボーナスが現状バグっているという報告が出ています(スキル率が上がる代わりにきのみが増えるらしい?詳細不明)。真偽不明ですが情報として念のため載せておきます。

ソース↓


・所持数アップS/M/L
いらない。つかないで。

9/4追記
長時間放置する際に自動おてつだいできのみを取っておいてくれる機能がありますが、これが機能している間はスキルが発動しないのでは?という提言がありました。
つまり、所持数を拡張することによってメインスキルを発動させるための放置時間が長く取れるようになる、という理論です。
また、食材タイプも同様に食材を取ってくるための放置時間が長く取れるようになります。
確かにそんな気もしてきたのでいらない子扱いはやめた方がいいかなと思い始めました。ごめんね。
(追記終)


・ボーナス系(睡眠EXP/リサーチEXP/ゆめのかけら/げんき回復ボーナス)
今必要なものを増やしてくれます。今後編成に余裕が出てきた際にこのスキルのみを目当てに採用が検討できるレアスキルです。特にリサーチEXPについてはリサーチャーレベルが上がるほど野生ポケモンの基礎レベルが上がるため、稼げば稼ぐほど得になります。

ささやかだがリサーチEXP増加は大きい

8/4追記
リサーチランクが上がることによってウィークリーミッションの内容が難しくなるようです。
リサーチランクばかり上げすぎるとおこうを貰うために必要なランクがマスター3とかになってしまうため、上げすぎも禁物ですね。
(追記終)

・きのみの数
普通にプレイしていればこれが最強スキルだ
ということは容易に理解できると思います。食材タイプやスキルタイプはきのみタイプと同等のきのみ効率を手に入れ、きのみタイプは稼ぎ出すエナジーが単純に1.5倍になります。これがレベル10で習得できるポケモンは基本他の性能がなんであろうと素晴らしい個体だと考えて良いでしょう。

強すぎるのでLv25習得でも個体評価が上がる
SってことはM以上もあるってコト…!?


サブスキルに関してはランダム性が高すぎるので、無理に個体厳選しようとせず妥協するのも大事だと思います。運良くいい個体が引けたらラッキー程度に考えていればよいかと。

育成実践編:育成すべき種

この章では具体的にどのポケモンを育成したらいいのだろうか?という疑問に答えていきます。
ポケモンは種類によってきのみ、食材、メインスキル、おてつだい基礎時間が異なりますが、これらについて以下のような評価基準を設けてみました。

・きのみ:フィールド適正
・食材:汎用度
・食材:エナジー強度
・メインスキル:性能
・おてつだい:速度

順に説明します。
きのみフィールド適正とは、上述の通りシアンおよびトープには固定の倍化きのみが設定されているため、ポケモン種別によって適性が異なるということになります。その判断指標ですね。
食材汎用度とは、持ってくる食材がどの程度料理に使われる頻度が高いかという指標です。たとえば、「とくせんリンゴ」は、それ単体でカレー、サラダ、デザートの1品目レシピ(1種類の食材で完成させられる料理レシピ)を満たすことができます。非常に汎用的な食材といえるでしょう。
食材エナジー強度とは、食材ごとに設定されたエナジー量(その食材をひとつ料理に入れるごとにその数値だけ料理のエナジーが増える)をもとにした指標です。たとえば、「とくせんリンゴ」はエナジー量90ですが、「ワカクサ大豆」は100です。約1.1倍と考えると大きな差ですね。特に、Lv30以上のポケモンしか拾ってこない食材(上位食材と読んでいます)は非常にエナジー量が多く、これを拾ってこれるか否かで将来性が変わってきます。
メインスキル性能はそのままで、スキルの強さです。ただし主観がかなり入っているため、鵜呑みにしない方がいい指標かもしれません。
おてつだい速度も数値そのままです。時間表記なので数値が低いほど良いものといえます。

では具体的な説明に入っていきましょう。
各ポケモンについて、育成優先度を☆~☆☆☆で表現しています。ただし、★をつけている場合は特殊な理由による加点があります。
また、各評価項目についても同様に評価し、総評としてコメントをつけています。


育成優先度☆☆☆

フィールド適正との兼ね合いで優先度が高いポケモンが多いです。長く一緒にいられるポケモンたちなので、ぜひ育ててあげてください。

ヒトカゲ

きのみフィールド適正  ☆☆☆
食材汎用度 ☆☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆☆☆
おてつだい速度 ☆☆☆

最初に博士から貰えるポケモンだっただけあって、総じて優秀な性能です。ヒメリはトープ洞窟に適性がありますが、それ以外のフィールドでも十分採用可能な総合力を持っているポケモンです。
マメミートはデザートにはほぼ使えませんが、カレーやサラダには1食材レシピから4食材レシピまで幅広く使えます。
おてつだいスピードは58:20→50:00→40:00と標準より速めに設定されており、高く評価できます。進化前の段階から1時間切っているのは驚異的な速さです。

ゼニガメ

きのみフィールド適正  ☆☆☆
食材汎用度 ☆☆☆
食材エナジー強度 ☆★
メインスキル性能 ☆☆☆
おてつだい速度 ☆☆

こちらの御三家も均整の取れたいい性能を持っています。オレンのみは初期段階から行きやすいシアンで指定されたきのみであり、モーモーミルクはあらゆる料理の2品目以下のレシピに使用できます。
食材ゲットはヒトカゲと同様に優秀なスキルで、おてつだいスピードも1:15:00→56:40→46:40と平均的な推移です。
総じてどんなフィールドにも連れていきやすいポケモンといえます。

8/4追記
個体によってはLv30からリラックスカカオを拾ってきてくれます。カカオは食材エナジーが高く設定されており、アブソル以外で初期から持ってこれる食材タイプがいないこともあり集めるのが難しい食材です。Lv30カカオゼニガメは強い、というのは覚えておきましょう。
(追記終)

ヒノアラシ

きのみフィールド適正  ☆☆☆★
食材汎用度 ☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆
おてつだい速度 ☆☆☆

きのみタイプ最強格の1種です。58:20→50:00→40:00の非常に速いおてつだいスピードからトープ適正のあるヒメリをきのみタイプ特権で2個ずつ拾ってきます。しかし、ジンジャーは2品目以上のレシピでよく指定されていますが、上位食材との組み合わせが多いため使いづらいかもしれません。
メインスキルも微妙ですが、とにかくきのみ性能が高いためトープへ訪れる前に是非とも確保しておきたいポケモンです。

ワニノコ

きのみフィールド適正  ☆☆☆★
食材汎用度 ☆☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆
おてつだい速度 ☆☆

シアンへの高い適性を持つポケモンです。
マメミートを拾ってくるため、ゼニガメとの組み合わせでかなり広い範囲のレシピをカバーできます。
おてつだいスピードもゼニガメと同じ1:15:00→56:40→46:40で平均的です。シアンに行く時はぜひ編成したいポケモンです。


育成優先度☆☆

フィールド適正や進化などの都合上優先度は落ちますが、ワカクサにこもる時や、今後フィールドが追加された時に輝くポケモンが多いです。指定きのみを考慮しないのであればここのポケモンたちを育成していけば十分戦えると思います。

フシギダネ

きのみフィールド適正  ☆
食材汎用度 ☆☆★
食材エナジー強度 ☆★
メインスキル性能 ☆☆☆
おてつだい速度 ☆☆

ドリのみは現状フィールド指定されておらず優先度が落ちますが、特筆すべきはレベル30以降に持ってくる可能性のある「ほっこりポテト」です。これは上位食材のひとつで、高いエナジー量と汎用性を誇ります。
スキルもヒトカゲ、ゼニガメと同じく食材ゲットで、おてつだいスピードも1:13:20→55:00→46:40と及第点です。

キャタピー

きのみフィールド適正  ☆
食材汎用度 ☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆☆☆
おてつだい速度 ☆☆★

全体的な性能は控えめですが、とにかく進化が早いのが特徴です。おてつだいスピードの推移は1:13:00→1:10:00→43:20となっており、1度目の進化の恩恵は少ないですが2回目の進化で才能が開花します。さらに2進化に必要なレベルはなんと8。アメは80個必要ですが、食材ゲット持ちなこともあり序盤では破格の性能なため、ばんのうアメをはたいて進化させることも考慮に入れられるでしょう。

ピカチュウ

きのみフィールド適正  ☆
食材汎用度 ☆☆☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆
おてつだい速度 ☆☆☆★

全員がチュートリアルで手に入れたはずの、ポケモン・コンテンツの顔役です。上述の通りこれひとつでごちゃまぜを回避できるとくせんリンゴを持ってこれることと、レベルに関係なくかみなりのいしとアメだけで進化できることが特徴です。
さらにおてつだいスピードは驚きの45:00→36:40!これは全ポケモン中でも最速レベルで、好み不一致でも好み一致きのみタイプの遅いポケモンとほぼ同等のエナジー量を叩き出してくれます。
スリープポイントに余裕があり、サブスキルがいい感じなら即座に進化させてもいいポケモンだと思います。

イーブイ

きのみフィールド適正  ☆☆★
食材汎用度 ☆☆☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆☆☆★
おてつだい速度 ☆☆★★

特有の分岐進化の多さからこの優先度にきているポケモンです。
フィールド適正が高いシャワーズ、ブースターはそれぞれ食材ゲット、鍋パワーアップの優秀なスキルも持ち合わせておりオススメですが、石が高い。
スピードがライチュウと同速になり、おてつだいサポートというレアスキルを手に入れるサンダースも同じくかみなりのいしの入手性に難ありです。
エーフィはスピード、スキルともに非常に優秀ですが進化させるのが少し大変かもしれません。しかしながら汎用性とコスト面からいえば1番おすすめできます。
ブラッキー、グレイシアはタイプが貴重で、特にグレイシアは鍋パワーアップ持ちです。
リーフィアは自己回復持ちで長く働けます。
ニンフィアは全体回復持ちで、同じスキルを持つプクリンより育てやすくスピードも若干速く、食材の汎用性も勝っています。
総じて、将来性の塊なポケモンなためサブスキルが優秀な子を見つけたら大事にしてあげてください。


育成優先度☆

ここで紹介するポケモンはおおむね「育成難度が高い」「同じ役割でもっといいポケモンがいる」といったものが多いです。妥協案というと言い方がよくないですが、上の優先度のポケモンを見つけられない、この優先度のポケモンがやたらたくさん出てきてアメが大量にあるなどの事情がある場合に育成していくのがいいと思います。

コラッタ

きのみフィールド適正  ☆☆
食材汎用度 ☆☆☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆☆
おてつだい速度 ☆

序盤からずっと、かつあらゆる場所でたくさん出てくるコラッタですが、実はまあまあ優秀です。おてつだいスピードが1:21:40→53:20と、進化前はイマイチですが進化後はなかなかに素早く、進化レベルも15とそこまで遠くありません。食材も汎用的できのみはウノハナ雪原の指定です(遠いですが…)。スキル回復が回ればげんき回復マイナス性格も無視できます。また、どこでもたくさん出てくる都合上、育成も楽という利点も見逃せません。
とはいえあくまで暫定的な代用ポケモンという位置付けになりがちなポケモンなのでこの優先度となっています。育成リソースが少ないうちはラッタに頑張ってもらうのもいいかもしれません。


ヤドン

きのみフィールド適正  ☆☆☆
食材汎用度 ☆
食材エナジー強度 ☆☆☆★★★
メインスキル性能 ☆☆
おてつだい速度 ☆★

このポケモンの特徴はなんといっても食材の強力さです。初期から持ってこれるリラックスカカオは151のエナジー量を持ち、これは非上位食材の中でも最高、上位食材に対しても引けを取らない凄まじい数値です。さらにLv30以降から持ってくる可能性のある「ヤドンのしっぽ」はこのゲームにおける最強の食材です。エナジー量は驚異の342。上位食材を含めた他種食材のほとんどに対して倍以上の差をつけて圧倒的トップです。ただしエナジー量に対して汎用性は低く、レシピに含まれる料理は2種類しかありません。あくまで料理のエナジー量の底上げに使う食材と考えるのが良いでしょう。
しかし、実はヤドンのしっぽを持ってくることができるポケモンは、ヤドン系列だけではなくメタモンも含まれています。さらにメタモンは食材タイプなため、しっぽを取ってくる効率は段違い…。とはいえ、メタモンは非常に珍しいポケモンで育成が困難なため、食材確率が上がる個性を持ったヤドンを育成するのが現状は現実的かと思います(1度拾ってしまえば食材ゲットスキルで取れる可能性もありますしね)。
小ネタですが、ヤドランよりもヤドキングの方がおてつだい効率がいいです。残念ながら進化の条件が非常に厳しいですが(進化アイテムを2個使う)。

コイル

きのみフィールド適正  ☆
食材汎用度 ☆
食材エナジー強度 ☆☆
メインスキル性能 ☆☆☆
おてつだい速度 ☆

このポケモンの特徴は、現状他に持ってこれるポケモンのいない「ベリブのみ」をとってこれることと、鍋パワーアップのスキルを持っていることです。おてつだいスピードは2進化しても標準以下ですが、きのみスキルともにほぼ唯一のものを持っているため代用が現状ありません。
しかし鍋の容量を拡張しても食材不足では仕方ありません。余裕があれば育てておく、くらいのポケモンです。

ドードー

きのみフィールド適正  ☆☆☆
食材汎用度 ☆☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆☆
おてつだい速度 ☆☆☆

シアンで指定されているシーヤのみを持ってこれます。進化することで40:00という相当に早い効率を手に入れますが、進化レベルが23と高く、運用しづらいのがネックです。
運良く進化後のドードリオをゲットできた場合にはワニノコの強力な代用として運用できるでしょう。


ゴース

きのみフィールド適正  ☆
食材汎用度 ☆☆
食材エナジー強度 ☆☆★
メインスキル性能 ☆☆
おてつだい速度 ☆

現状で唯一ブリーのみを持ってこれるポケモンです。
また、エナジー強度を重視した食材タイプとして非常に優秀で、初期拾得のげきからハーブはエナジー量130と初期食材のなかではカカオに次いで強力です。また、上位食材である「あじわいキノコ」を持ってこれる食材タイプとして見ると、ゴーストの時点で既に最速(50:00)です。
料理エナジーを高める役としてが主な採用目的になるため、余裕ができてからの育成になりそうです。

カラカラ

きのみフィールド適正  ☆☆☆
食材汎用度 ☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆☆
おてつだい速度 ☆

持ってくるフィラのみがトープの指定きのみです。全体的な性能はイマイチなのですが、ヒノアラシの代用として考慮に入りうると思います。

メリープ

きのみフィールド適正  ☆
食材汎用度 ☆
食材エナジー強度 ☆☆
メインスキル性能 ☆☆☆
おてつだい速度 ☆☆★

1:16:40→55:00→41:40という、でんきタイプならではの速いおてつだいスピードを持っています。
また、エナジーチャージMというスキルは海外の方いわく"crazy"な性能ということで、スキルタイプかつエナチャM持ち、スピードも早いこのポケモンはトップTier扱いされているそうです。
しかしながらきのみ、食材ともに汎用性に欠けるため自分の評価はこの位置となっています。とはいえ育成コストはかかりますが育てる価値のあるポケモンだとは思います。

ナマケロ

きのみフィールド適正  ☆☆
食材汎用度 ☆☆☆
食材エナジー強度 ☆
メインスキル性能 ☆☆☆
おてつだい速度 ☆☆

コラッタ系列とほぼ変わらない性能ですが、食材ゲットを持っている分こちらが優位です。育てやすさではコラッタに軍配が上がりますが、アメがたくさんあるのであれば迷わずこちらを育成すべきだと思います。
気をつけなければいけない点が、おてつだいスピードの推移が1:21:40→53:20→1:03:20となっており、最終進化させると逆に遅くなってしまう点です。カタログスペックだけ見ると遅くなっているのですが、進化による利点がスキルレベルアップと最大所持数増加以外にもある可能性がゼロではないため、今後どうなるかはわかりません。とりあえずはヤルキモノ止めで間違いないとは思います。

チルット

きのみフィールド適正  ☆☆☆
食材汎用度 ☆☆
食材エナジー強度 ☆☆
メインスキル性能 ☆☆
おてつだい速度 ☆☆

とくせんエッグを初期状態で持ってこれるのはこのポケモンとトゲピーのみです。また、進化後のチルタリスは現状唯一ヤチェのみを持ってこれるポケモンです。進化することによってきのみが変わってしまうためシアンでの運用はできなくなってしまうのですが、唯一性が非常に高いため育成しておいて損はないとおもいます。


小ネタ

進化による恩恵

少し上でも話を出したのですが、ポケモンを進化させることによって得られる恩恵はスピードや所持数といった基礎ステータスの向上だけではありません。スキルレベルが1上昇するというオマケがついてきます。これは進化後のポケモンを直接仲間にすることでは得られないメリットなため、高級アイテムである「メインスキルのため」を節約するためにも進化前のポケモンから育成した方がよいとされています。
…とはいっても、進化後のポケモンはやはり即戦力になりやすいため、チャンスがあれば捕まえにいっていいと思います。自分は進化後の方がほしいです(育成が大変なのと、普通に進化後出るとテンション上がるので)。

8/4追記
進化による利点はもう1つありました。最大所持数の増加(+5)です。不確定だったので書いてませんでしたが、今回確定させられたので追記しておきました。

左:ヒトカゲから進化させたリザード、右:直接仲間にしたリザード。最大所持数が5増えていることがわかる

2回測定

ある程度以上のカビゴンエナジーを稼いでからであれば、スコア50の測定を行うことでそれなりのポケモンを見つけることができます。1回目の測定で50程度のスコアを出せば夜測定も自動的に50くらいのスコアになるため、それなりのポケモンをそれなりの数見つけられるリサーチが1日2回行えることになります。

↑も2回測定によって得られた成果です。この時のスコアは46、エナジーが25万ほどだったのでねむけパワーは1000万ちょっと。この1000万くらいが目安になってくるのかなと思っています。つまりエナジーが20万を越えたあたりから2回測定の旨みが出てくるという予想です(まだ回数が足りてないのであくまで予想です)。

↑の測定をした日の2回目の測定。かなりいい感じな気がする

ばんのうアメ

Sがアメ3個分、Mがアメ20個分です。知らない人がいるかもなので、念のため。


おわりに

1万字越えちゃいました。すみません。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。なにかの参考になれば幸いです。
Twitterでリプもらえれば返事はできると思うので、わからないことがあったらここのコメントかツイのリプをください。

またなんかあったら更新します。


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