ポケモンスリープ 育成のすすめ
全文無料のお布施式です。
Pokemon Sleepがついにリリースされました。
最初に告知されたのがいつだったか覚えてないくらい前から言われていたアレがようやく…というのとはあまり関係ないとは思いますが、ツイッター(エックセズになったんでしたっけ)は連日スリープ関連のツイートでいっぱいです。
さーなも例に漏れず、やれナイトキャップピカチュウがかわいすぎるだの、あらゆるポケモンのねがおの名前が良すぎるだの言いながらポケモンスリープをやっているわけですが、はじめの数日で気づいてしまいました。
これは普通のソシャゲでやったら大炎上するかもしれないレベルの激しさを持つ育成ゲームだと。
ポケモンスリープの育成要素について
このゲームで育成を進めることができる要素は大きくわけて3つです。
・プレイヤー
プレイヤーは「リサーチャー」となってネロリ博士とともにリサーチ(睡眠)に勤しみ、リサーチランクを上げることになります。今のところこのランクを上げる方法は睡眠リサーチ以外に無く、上げることによる恩恵はアイテムがもらえるくらいです。おてつだいポケモンのレベル上限も上がるらしいですがまだ気にする段階ではないと思います。
8/3追記
未確定情報ですが、リサーチレベルが上がると仲間にしたポケモンの初期レベルが上がる可能性があります(リサーチレベル10に到達したのですが、現在仲間にした進化前ポケモンの初期レベルが3になっています)。
8/7追記
前回追記した情報ですが、誤りの可能性が出てきました。リサーチレベルはまだ14であまりキリのいい数字ではないのですが今週の始めのリサーチで初期レベル4のポケモンが登場しました。
リサーチフィールドへの訪問回数に依存する可能性があるため、有効なデータを持っている方がいたら提供していただけると助かります。
9/11追記
ポケモンの初期レベルはリサーチランクおよびフレンドポイント(仲間にするために必要なポイントの量)に依存するようです。ほぼ確定情報です。
・カビゴン
1週間に1度個体が入れ替わるカビゴンに、きのみや料理をあげることによってエナジーと呼ばれる数値を増加させます。この数値を上げることによってカビゴンのランクがノーマル〜マスターまで変動し、それによってリサーチで見られるポケモンの種類が増加します。
・おてつだいポケモン
睡眠リサーチの結果、カビゴンのまわりに集まってきたポケモンたちにおやつをあげて仲間にすることで、カビゴン育成のおてつだいをして貰えるようになります。
なお、このおてつだいポケモンのステータスは非常にランダム性が高く、ゲーム進行上最重要のポイントであり最難関の育成要素ともいえるでしょう。
今回の記事では主にこのおてつだいポケモンについて書き連ねていくことになると思います。
日課について
このゲームは睡眠が主になっているゲームなため、日中にやるべき操作は非常に少ないです。なんなら寝る前に睡眠測定開始ボタンを押すだけでも楽しめるゲームだと思います。
しかし我々は違うはずです。こんな記事を読みに来ているそこのオタク。寝るだけじゃ満足できないんだろ?やれることは可能な限りやって、この"ゲーム"を髄までしゃぶりつくしたいんだろ?
やろうぜ、全部。
料理
1日3回までカビゴンに料理を食べさせることができます。朝昼晩の3回で、時間区分は12時と18時で分かれていると大まかに覚えていれば問題ないかと思います(普通に夜寝る人なら忘れていたからといって真夜中に起き出してカビゴンに晩ご飯あげるのはゲームの趣旨と違うでしょうという話)。
この料理をあげるときに注意すべきなのは「必ずレシピ通りの料理を作り、ごちゃまぜ○○は回避する」ことです。
以下に(海外サイトですが)レシピ一覧のリンクを引用します。
要求される料理は週替わりなので、週が明けたらまずは食材1種で成立するレシピを探すところから始めてください。例えば、カレーであれば「とくせんリンゴカレー」や「ベイビィハニーカレー」が作りやすいです。その後手持ちポケモンと相談しながらどのレシピを主力にするかを考えます。主力食材を決めたら、その食材はレシピ成立ギリギリの量だけ投入し、空きは他の食材で補って主力食材の残りは次回に回すことを意識していればやりくりは可能なはずです。
この時考慮すべきはおてつだいポケモンの持ってくる食材の数です。後で詳しく説明しますが、「食材タイプ」のポケモンは食材を発見した時に2個手に入れてきてくれます。また、「食材ゲット」のメインスキルも、ランダム性は高いですが役に立つでしょう。「食材チケット」の存在もお忘れなく。食材が足りなくてレシピが組めない時に助けてくれたりしますよ。
なぜこんなにくどくどと食材の話をするかというと、効率よくやろうとすればするほど食材は足りなくなるからです。
このゲームの主な課金要素は「プレミアムパス」と「いいキャンプ」ですが、後者には料理に食材を投入できる量が常に1.5倍になる補正がついています。更に、週末にはウィークエンドボーナスと呼ばれる食材投入量+15という狂った数値の補正が加わります。
足りねえよ!!!!!食材が!!!!!!!
そういうわけなので食材のやりくりには気を遣いましょう、ということでした。
まとめると、主力レシピひとつの食材を持ってきてくれるポケモンの食材量(一度にとってきてくれる食材の数。今名前付けた)の合計3くらい、あるいは単食材レシピ2種の食材を持ってきてくれる食材タイプポケモン1匹ずつくらいいればまあ足りるかと思います。たぶん。
なお、料理大成功については現状制御する手段がなさそうなので考えなくていいです(大成功すると増加するエナジーが倍くらいになります)。
8/3追記
鍋拡張という機能の存在が明らかになりました。
これにより食材の逼迫具合は加速し続け、食材タイプのポケモンを大量投入しなければ食料庫が保てない事態に陥ってしまっております。
初代御三家(フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ)は食材集めにおいて特に優秀な能力を持っているため、積極的に育成しましょう。
きのみ
おてつだいポケモンが持ってきてくれたきのみを大食漢カビゴンが全て喰らい尽くします。
確認できた限りではきのみ1つあたり25~40程度のエナジー増加が見込めるようです(追加情報求む)。更にカビゴンの好きなきのみをあげるとこれが単純に倍になるので、可能な限りカビゴンの好みに合わせてあげた方がいいです。
8/3追記
きのみの種類によってエナジー増加量の基礎値が異なるようです。さらにポケモンのレベルが1上がるごとにきのみひとつあたりのエナジーも1増加します。
カビゴンの好みと一致したきのみを持ってきてくれる「きのみタイプ」のポケモンがいればgoodですが、好みでないきのみタイプと好みの非きのみタイプはほぼ等しいため、食材との兼ね合いで上手いこと選びましょう。レシピ達成できなくなるよりは好みじゃないきのみあげた方が長期的に見ても良いです(レシピにはレベルが存在するため)。
なお、日課とは言いましたがきのみに関しては完全放置でも問題ないとヘルプにも書かれているため、無理して何度もアプリを開く必要はありません。ただし、いつのまに育成が発揮されたということはその分の食材が取れなかったかもしれないということではあるので適度に確認するようにしましょう。
睡眠リサーチ
このゲームのメイン機能です。
睡眠アプリガチ勢からはいろいろ物足りない、みたいな声が出ていますが、真面目に睡眠管理したいわけではなく「ポケモンの睡眠アプリ」が欲しかった層からすればなんの文句もない出来だと思います。知らんけど。
睡眠リサーチは1日(4:00~翌3:59)に2回まで行うことができ、そのそれぞれでポケモンが登場します。おそらくポケモンと出会う数だけにおいては最高効率となるプレイングは1日2回測定+なかよしのおこう連続使用なのですが、そこまでのガチ課金はしたくないので普通にプレイしていきます。
8/3追記
なかよしおこうの効果を勘違いしていましたが、あれはポケモン遭遇数は増えないようです。誤情報申し訳ない…
仕様についてですが、まず睡眠時間によって睡眠スコアが100点満点で算出されます。睡眠時間は8.5時間を上限に長いほど評価が高くなります。おてつだいポケモンは睡眠スコア1あたり1%のげんきを回復できるようです。
更にカビゴンのエナジー×睡眠スコアでねむけパワーを算出し、これが高いほどレアな寝顔が見つかりやすかったり、出会えるポケモンの数が増えたりします。
この睡眠リサーチ、1日に最大2回行うことができますがその合計睡眠スコアは100で打ち止めになることが分かっています。要するにポケモンのげんきは1日あたり最大で100%しか回復しないということです。
睡眠アプリなので一般的には夜に1度測定するのが前提とすると、いわゆる「昼寝」として追加で1度測定ができることになるわけですが、これはいろいろ考慮すべき点があります。
例えば、
・夜の睡眠時間が足りなくなることが予想される場合にそれを補うような時間の測定を行う。(げんき回復量調整)
・朝や昼の料理のタイミングでカビゴンのランクが上がった際に真っ先にその恩恵を得る形で測定ができる。(寝顔種類数稼ぎ)
・単純にポケモンと出会える回数が増える。(リサーチ試行回数稼ぎ)
ただし、3番目に関しては一度に得た睡眠スコアが高いほど出現するポケモンの数も増えることと、2回目の測定で合計スコアが100を越える時間の睡眠をとった際に100点分を越えたスコアは無視されてしまうようであることから、夜睡眠のみで100点のスコアを安定して得られるのであれば必要ない可能性があります。自分は自信ないので毎日2回測定しており、この仕様に関する情報をあまり得られていません。
また、ポケモンGO Plus+を利用することで安定して測定できていると思いますがこれはピカチュウの子守歌(睡眠測定を始めるときらきら星を歌ってくれる)が聞きたい人以外は特に必要ないかと思います。
おてつだいポケモンについて
メインコンテンツです。
おてつだいポケモンには非常に激しい個体差が存在し、それによって育成ゲーム的に見た時の「性能」に大きな差が出ます。
個体差として挙げられるのは以下の3つです。
・レベルアップによって得られる追加の食材の種類と量
・レベルアップによって得られるサブスキル
・性格補正
もちろんこれに加えて種族(ポケモンの種類、進化系統)による差も存在します。種族差は以下の3つです。
・獲得するきのみの種類と量
・初期の獲得食材の種類と量
・メインスキル
以下に詳しく解説していきます。
レベルアップによって得られる追加の食材の種類と量
わかりやすい比較画像を用意しました。
プリン2個体の比較画像です。きのみ、食材の初期値は全く同一ですがLv30~で開放される追加の食材は種類はおろか数すら異なっています。これはどうやらほぼ完全にランダムで、後のレベルほど大きい数が出やすくはなっているようですが個体によって大きくブレが存在します。
現状、アプリ黎明期なためLv10へ到達するのすら一苦労なことを考えると、ここはまだそこまで考慮する必要はないのかもしれません。今後次第ですね。
レベルアップによって得られるサブスキル
めちゃくちゃ重要です。どのくらい重要かというと、ゾロの3本目の刀くらい重要です。
ではサブスキルによってどのくらい変わるか見てみましょう。
シンプルに壊れてる。特にすごいと思っているのが「おてつだいスピード」のサブスキルで、これは(ヘルプから得られる情報だけで考えると)「スキル発動抽選頻度アップ」でもあるはずです。
更にこの要素のヤバいところは、効果量の高いスキルだからといって高いレベルでなければ覚えられないというわけではないというところです。
上述のおてつだいスピードMですが、これはうちのピカチュウがなんとLv10で習得可能だったものです。
もちろんそれはおてつだいスピードSですら覚えるのにLv75や100まで上げなければいけない個体も存在するということ。
それだけではありません。
ここに並ぶ5個のスキル、その全てがほぼ完全にランダムで抽選されているであろうという事実。
これがこのポケモンスリープにおける、いわゆる「個体厳選」を最難関にさせている1番の要因でしょう。
サブスキルには背景が金色になっている特殊なスキルがいくつか存在します。上にあげた「げんき回復ボーナス」などのボーナス系スキルがそれに該当しますが、この金スキルで全ての枠を埋めつくしている個体すら存在することがTwitter上で確認されています。
厳選、無理じゃない?
現状でおすすめできるのは、Lv10で覚えるサブスキルが優秀なポケモンをそれとなく選ぶ、程度のことでしょう。この部分も当然大事なのですが、これに加えてきのみや食材も考慮するとなると流石に難しいと思います。とはいえ、Lv10サブスキルが強すぎる個体を引いたなら育成して損はない、ということは覚えておいた方がいいと思います。おてつだいボーナスとか。
性格補正
原作ポケモンにも存在する要素ですが、性格によって上がったり下がったりするステータスがSleep用のステータスにそれぞれ置き変わっています。以下に原作の性格補正からSleep用性格補正へ変換するための一覧を用意しました。
原作ステータス→スリープステータス
こうげき→おてつだいスピード
ぼうぎょ→げんき回復量
とくこう→食材おてつだい確率
とくぼう→メインスキル発生確率
すばやさ→EXP獲得量
原作の性格補正を知っている前提での話になってしまって大変申し訳ないのですが、ここを見に来ているオタクはこのくらい既に知っているか覚えるのは容易いかのどちらかでしょう。俺は詳しいんだ。
つまりいじっぱりならおてつだいスピードが上がり食材おてつだい確率が下がるわけですね。
ここでも登場した「おてつだいスピード」なわけですか、当然筆者は攻撃↑性格を推奨しています。おてつだいスピードは正義。
とはいえこの性格補正がどの程度の倍率でかかってくるのかはまだ未知数(同レベルで別性格のポケモンを数値比較できるデータを持っていませんでした。どなたか提供してくれると助かります)なため、もしかするとそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。まあ、原作を考えるとそんなわけないのですが。
8/3追記
性格補正は原作と同じで差分10%という説が有力になってきました。まだ不確定なので追加で情報を集めていきます。
9/11追記
補正量は該当ステータスによって異なるという説が有力なようです。具体的には、おてつだいスピードは10%、元気回復量は20%、EXP獲得量は18%です。食材、スキル確率については検証が難航しているようで諸説あるようです。
種族差
これに関してはきのみや食材をバランスよくとった方がいい都合上、差別化する重要度が低いのでまとめて話してしまいます。
きのみや食材をとってくる種類や量がポケモンによって違うのは見てわかると思います。バランスよく採用しましょう。おわり。
ちゃんと説明するなら、初期値では
・きのみタイプのポケモンはきのみ2個食材1個
・食材タイプのポケモンはきのみ1個食材2個
・スキルタイプのポケモンはきのみも食材も1個
持ってきます。このバランス感覚はかなり大事ですので編成の時は気を使ってみてください。
メインスキルは明確に強弱があるような気がしています。たとえば、
これなんかは睡眠弱者にとってはありがたいスキルじゃないでしょうか。単体回復よりずっと強いと思います。上にも挙げていますが、げんきが減るとおてつだい効率がさがるらしいのでげんきを高く保つという意味でも有用なスキルに思えます。
現状「げんきオール」を持っているポケモンはプリンが確認できています。
これも上に書きましたが、食材は枯渇しがちです。このスキルでガチャガチャ〜すると楽しいです。発動すると涙が出るほど嬉しいです。
このスキルはフシギダネやタマザラシ、キャタピー、ナマケロが持っています。
また、画像はありませんが「おてつだいサポート」なるスキルの存在も確認できています。
これはガーディが持っているスキルらしいのですが、発動するとランダムなポケモン1匹に4回おてつだいさせるという内容とのことです。強制労働これによってそのポケモンのメインスキルの抽選も狙うことができるのであれば非常に有用なスキルだと思います。
エナジーチャージはシンプルに数字が出ますが他に比べると見劣りするような気がします。もしかすると単純火力は正義なゲームかもしれないのでこればかりはまだなんともいえません。
まとめ
食材は足りなくなるから沢山集めろ
おてつだいスピードを上げろ
これは寝るアプリだからちゃんと寝てかわいいポケモンとたわむれよう それがこのゲームの核です
以上だ!
8/2追記
結構読んでもらえてるみたいなのでフレンド募集もくっつけときます
あとあと、きのみの増加エナジーについて調べてましてデータがたくさん欲しいので下の画像のような形式でデータを提供してくれる方をさがしています
きのみ1個あたりの増加エナジーはカビゴンがむしゃむしゃするアニメーション見ながら手作業で読み取らないといけないので少し大変ですがご協力いただけると助かります
この記事のコメント欄かTwitterにリプライいただければオッケーですのでよろしくお願いします!
8/3 追記
きのみエナジーは"理解"ってしまったのでもう大丈夫になりました!
普通にきのみの種類ごとに基礎エナジーが存在してそれにポケモンのレベルを単純加算するだけで計算するようです。
8/23追記
さらに詳しい内容も書きました。
興味があればどうぞ。
なお、有料部分にはお礼が書いてあります。
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