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小型の圧力鍋を使ってみた

実用

今ご飯を炊くのに使っている圧力鍋が大きすぎるようになったので
小さいものを探した。
それと、電気圧力鍋というものも試してみようかと。
結局、ものは試しと
2.5ℓのガスコンロで調理する圧力鍋(パール金属 No.H-5434 )と
2.2ℓの電気で調理する圧力鍋(アイリスオーヤマ KPC-MA2 )を購入した。
では、使ってみてどうだったのか。
まず
ガスコンロで使う圧力鍋は片手式で、「軽量」をうたっている通り
今までの(ビタクイック 3.5ℓ 2770g )と比べてずいぶん軽い
と思ったが重量が記載されていないので計ってみたら 1750g だった。
はああ、約1㎏の違いは大きい ♪

圧力鍋はただでさえ普通のナベより重いので重量の記載は欲しい所。
だってこれに中身の重さも加わるし年齢が進むと扱いが大変になるし。
そして鍋が軽くなっただけでなく
一回り小さくなったことでぐんと扱いやすくなった。
ただ、今までよりもナベ本体も底も薄いので余熱のかかり方は少ない。
この点は軽さとの利益相反なので
自分の体力と料理の仕様とを勘案しての判断だ。
22分で2合のお米が炊きあがり、出来は今までの圧力鍋とほぼ同じだった。
使った後のお手入れは、パッキンは凹凸が少なくて洗いやすく乾燥がラク。
フタ部分に圧力調整装置と重りが付いていて構造が少々複雑なので
その部分まできれいに洗って乾燥させるのにはひと手間かかる。
これは圧力鍋の宿命だが、炊飯器でも上蓋や中蓋を洗って乾燥させるのには
やはりひと手間かかるので同じかな、と思う。
まあ、自分はもう40年ほど圧力鍋でご飯を炊いてきたので
火加減や圧力の調整は慣れているが
初めての人にはこの「加減」がハードルかも。
先に結論を言うと
しばらくはこのガスコンロで使う圧力鍋の方を使おうと思っている。

続きまして
電気圧力鍋の方はというと。
こちらも容量は2.2ℓだからこれまで使っていた3.5ℓの圧力鍋よりも小さい
と思わせてw電気製品なので側が厚くて見た目の大きさは同じくらい。
それにコードが付いているからその分かさばる気がするが
3.5ℓの圧力鍋は片手鍋で取っ手が長く出ていたので
電気圧力鍋の方が取っ手が小さい分コンパクトである。
それに置いたままで使うので、基本重さは考えなくてもいいのでは。
さてそこで
自分としてはネットで製品情報を見たときに「炊飯」があったので
今現在のウチのご飯である白米の圧力調理ができる・予約調理ができる
と判断して購入したのだが
ちょと、思ってたんとちがた-(@@)
自動メニューには加圧での玄米炊飯はあったのだが
白米炊飯はなかったのである。
白米炊飯の自動メニューは普通の炊飯で・加圧ではなかったのだ!
圧力鍋なのに!
で、この圧力鍋は自動メニューでないと予約調理ができないようで
予約での白米炊飯だと、普通の炊飯器と同じということになるのである。
そーゆーことだったんかーい!!
電気圧力鍋の利点は何と言っても「予約調理」で希望の時間に出来上がる ♪
だと思うのだが。
手動で加圧時間をセットすれば白米でも加圧炊飯はできるのだが
電気はガスに比べて時間がかかるので、そこを予約調理で補う
というのが自分的目論見だったのだが
メーカーでは白米の加圧炊飯が想定されていなかったワケだ。
2合のお米を手動で加圧時間を6分にセットしたら炊きあがり迄44分で
出来は今までの圧力鍋とほぼ同じだった。
ただ、炊きあがったご飯を混ぜると内釜が一緒に回ってしまって
ちょと、混ぜにくかったので何らかのストッパーがあれば有難いと思った。

まとめ
コンロで使う圧力鍋
長所:お米2合が22分で炊きあがる・要するに早い
短所:点火から消火まで自分で火力調整をしなければならない

電気圧力鍋
長所:セットすればあとは自動でやってくれる
短所:お米2合を炊くのに加圧状態で45分、普通炊飯で75分かかる
   加圧白米炊飯の予約ができない

ウチでは白米の加圧炊飯のために購入したので
今回はガスで炊く圧力鍋の方を使うことにしたが
もし煮込み料理に使うとか玄米を加圧炊飯したいとか
自動調理メニューに載っている料理をするなら
この電気圧力鍋の方が面倒が無くていいのではと思う。

というワケで
今回はあくまでも白米を加圧炊飯したい、という視点で比べてみた。
それぞれ他の機種についてはわからないのでそれぞれにお選びになればと。

私は好きにした。
みなさまも好きにしてくだされ。

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